【移籍】パリ五輪日本代表候補のMF松岡大起、清水から福岡へ完全移籍「全身全霊で戦う」
U-22日本代表の松岡大起。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ブラジル2部グレミオでは出場機会を得られず。
J2リーグの清水エスパルスは12月30日、パリ・オリンピックを目指すU-22日本代表MF松岡大起(Daiki MATSUOKA)がアビスパ福岡に完全移籍することが決定したと発表した。今季はブラジル1部グレミオ・ノボリゾンチーノに期限付き移籍していた。
ブラジル・セリエB(2部)では、出場機会を得られなかった。22歳の攻撃的ミッドフィルダーは清水を通じて次のように移籍の経緯と感謝を伝えている。
「いつも応援ありがとうございます。この度、アビスパ福岡に完全移籍することになりました。ブラジルでの1年間は悔しくてたまらない経験をしました。このオフに色々なことを考えましたが、今、一番は試合に出ることだと思います。
試合に出て活躍し成長することで来年のオリンピックや未来がはじめて見えてきます。そう考えている時にオファーをいただき、自分の環境を変え、新たなクラブで夢を実現するため、チャレンジをしたい想いが強くなりました。
この信念の基、簡単ではありませんでしたが移籍を決断しました。サガン鳥栖から清水エスパルスに移籍した時を鮮明に覚えています。初めての移籍で満身創痍で戦った日々を、初めての長期離脱でサッカーができなかった日々を、もっとたくさんの勝利を見せたかった、もっと毎試合最高のパフォーマンスを出したかったなど色々な想いが溢れ、沢山の葛藤がありました。
どんな時も家族、チームメイト、クラブスタッフ、サポーター、スポンサーの皆さんはいつも支えてくれて、私に力をくれました。清水エスパルスの一員として日本平でプレーし、たくさんのことを経験し学び、成長できたと言えます。本当に感謝しています。
この経験を必ず今後のサッカー人生に生かしていきます。今までお世話になったクラブへの感謝を胸に歩んでいきます。本当にありがとうございました」
一方、松岡は福岡のファンとサポーターへ、次のように決意を示している。
「このたびアビスパ福岡でプレーすることになりました松岡大起です。私を必要としてオファーをくれたクラブに感謝し、プレーで体現します。沢山の勝利を皆さんと喜び分かち合えるよう全身全霊で戦い続けます。応援よろしくお願いします!」