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松本人志ワイドナショー出演し活動休止? 立花孝志氏「民事裁判で仕事を休む必要ない」「堂々と記者会見を」…疑問点指摘

松本人志さん (Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images)

10日発売の週刊文春で続報。

 お笑い芸人であるタレントの松本人志さんを巡る週刊文春による女性スキャンダルで、所属事務所である吉本興業は1月8日、松本さんが当面の間、活動を休止すると発表した。しかし直後、松本さんが自身のエックス(@matsu_bouzu)を更新、「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」とポストした。10日に発売される週刊文春に続報が掲載されると予告されており、そのための対応の一つと見られる。とはいえどういった形での”活動休止”になるのか。ワイドナショーに出演したうえで休止に突入するということか。やや対応の曖昧さも浮き彫りになっている。

 そうしたなか元参議院議員でユーチューバーの立花孝志氏が8日深夜に自身のユーチューブチャンネルで、「松本人志の犠牲者は多数いると週刊文春が発表! ワイドナショーは娯楽番組で報道番組ではない! 堂々と記者会見せよ!」と題した動画を公開した。立花氏はいくつかの矛盾などを指摘し、松本さんや吉本興業は記者などの前で、具体的な説明をすべきではないかと強調した。

 立花氏は「そもそも民事裁判を戦うのに仕事を休む必要性はありません」と指摘。どのような訴状を出すのかとも見えないと首を傾げた。

 名誉棄損に関しては社会的地位を貶められた点で、松本さん側が勝訴する可能性はある。しかし一方、性加害疑惑の「客観的事実に反する」と吉本興業が主張する点を証明できるかは、女性たちと実際に会っていたことを暗に認めた状況になりつつあり、どのように反論するのかが読めない。

 また、ワイドナショーに出演するとの松本さんの意向について、立花氏は「あの番組はあくまでも報道ではなくエンタメ。芸能活動の一環。しかも周りは知り合いや身内という“ホームグラウンド”」と疑問点を上げた。

 松本さんの元マネージャーである岡本昭彦氏が吉本興業の社長を務めている。年明けから同社のプレスリリースと松本さんの発言・意見の食い違いも目立ってきていて、社内全体でこの問題への対応のコンセンサスが取れていない可能性もある。

 先日には、被害者が松本さんやホテルに同席していたタレントの小沢一敬さんへ感謝を伝えたLINE画像が流出した。松本さんはその画像を引用し、自身が潔白であることを強調した。ただ、パワーハラスメントでは、被害者が精神的に強い衝撃を受けた直後、冷静に努めようとするケースもある(殴られたあと相手から優しく対応され、その人に反抗できず手懐けられるなど)。そうした状況を踏まえ、立花氏は松本さんを応援している方たちに向けて、「冷静に分析してみてほしい」と呼び掛けた。

関連記事>>松本人志さん活動休止、立花孝志氏「被害者は2人だけではなくもっと多い」

 次号の週刊文春は1月10日に発売される。「週刊文春電子版」の9日12時発行分の予告では「《続報》松本人志に新証言 “女衒芸人”は小沢だけじゃない」と題した記事が掲載されるということだ。

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