松本人志さん問題、「探偵の探偵…キリがない」古舘伊知郎さんが週刊誌側との泥仕合を指摘。問題の根本は…

『ワイドナショー』、女性問題報道を受けて両者の主張や意見を取り上げる。

　性加害疑惑報道を受けてダウンタウンの松本人志さんが発行元の出版社などに対し名誉棄損による慰謝料を請求した民事訴訟で、7月11日に誌上で新たな報道があり、松本さんの代理人弁護士がその報道内容を否定、さらにはその件を伝えたテレビ局に抗議文を送るなど、ここに来てまた動きが出ている。

　特定できずにいる被害を訴えたA子さんについて、どこにいつ表われるかを具体的に伝える怪文書が松本さんの代理人弁護士事務所に届き、依頼を受けた探偵が調査を実施。しかし、そこにいた文春側のスタッフに逆に張り込まれ、それが週刊誌で報じられたという。松本さんの弁護士団を担当する八重洲総合法律事務所は、公式サイトでこの件について、疑問点などをまとめている。

　そして7月14日放送のフジテレビ『ワイドナショー』がこの件を取り上げ、松本さん側の弁護士のコメントも紹介された（具体的な内容は事務所HPに記載されている）。

　また、コメンテーターの古舘伊知郎さんは両者の主張を踏まえたうえで、「文春側は探偵の探偵を雇っているわけですよね。本当にキリがないと思います」として、法廷での争いに集中すべきではないかと指摘した。ただし、その裁判も現代では「ゲーム性」もあるとも語った。

「問題の根本は同意の有無であり、今時の裁判の”ゲーム”の中で、真実がつまびらかになるとは思いません。ゲーム性もあり、『真実相当性』を巡って、どちらが勝つかという、勝ち負けでもあります」

「法廷に持ち込まれたことを周辺で騒ぎすぎている。裁判へ行く前に、ちょっと何をやっているんだろうとは思います」

　テレビのコメンテーターの一方的な発言、探偵し合っている件……など、問題が多岐に渡ってしまっている。ただ古舘さんはあくまでも、裁判にいかにして勝つか――そこに注力すべきではないだろうかと疑問を呈していた。

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　松本さんも自身のSNSのエックス（@matsu_bouzu）で弁護士の投稿をリツイートするなど発信。松本さん復帰を求める声も増えるなか、週刊誌側は次号でもこの件を取り上げるということだ。