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【移籍】エムバペが最終決断か「リバプール行きも排除されず」

パリSGのエムバペ。写真:上岸卓史/Takashi UEGISHI

2、3月にも新シーズンの動向を決める可能性、ロマーノ氏も携わる『コート・オフサイド』が報じる。

 フランス1部パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が間もなく、注目される2024-25シーズンの自身の去就を決めるかもしれないという。

 エックス(旧ツイッター)のフォロワー数1960万人を超えた、移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ(@FabrizioRomano)氏も参画するメディア『コート・オフサイド』が1月17日、独占情報として「レアル・マドリードとリバプールがやきもきするなか、エムバペが移籍を最終決断を下す可能性がある時」と題してレポート。FIFA(国際サッカー連盟)の移籍ルールにより、今年1月に突入し、あらゆるクラブと交渉可能になったエムバペが、進路を決めるタイミングについて言及している。

 現在レアル・マドリード、リバプールFCが、エムバペとパリSGの関係(フリートランスファーになるのかどうか)の行方を見守っていると言い、現時点で他に交渉に加わろうというクラブの話は聞かれないそうだ。パリSGは2月と3月に組まれるUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦で、日本代表MF久保建英の所属するスペイン1部レアル・ソシエダと対戦する(久保はアジアカップ参戦により第1戦に出場できない予定)。この試合の結果によって、25歳のフランス代表キャプテンがレアル・マドリードやリバプールとの差を実感したならば、パリを離れる決断を下す可能性もあると見ている。

 また、レアル優位と言われるものの同メディアによると「まだ交渉は行われていない」として、「リバプールに行く可能性も排除されていない」というのだ。

 しかしリバプールの最優先はセンターバックの補強。レッズとエムバペの間で、これまで何かしらの新たな進展があったわけでもないそうだ。何より「パリSG残留」も選択肢には残っていると伝えている。

 また『RMCスポーツ』は前日16日、パリSGがエムバペに対し「1シーズン100ミリオンユーロ(約150億円)をはるかに超える。どのクラブも決して太刀打ちできない」という条件を提示したと報じていた。

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 一方、過去に二度も口頭合意を裏切られる形になってきたレアル・マドリードだが、この”動きのなさ”は一体何を意味するのか――。

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