【皇后杯】激闘の決勝、INAC神戸が浦和Lを下し優勝! 高瀬愛実がラストプレーのPK弾で追い付き、PK戦の末に
皇后杯決勝、高瀬愛実が決めた!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
レッズレディースは清家貴子のクロスからオウンゴールで先制したが…。
[皇后杯 決勝] INAC神戸 1(0-0、1-0、0 EX 0、6 PK 5)1 浦和/1月27日13:00/ヨドコウ桜スタジアム
皇后杯決勝、三菱重工浦和レッズレディース – INAC神戸レオネッサの一戦、浦和が清家貴子のクロスが相手のオウンゴールになって先制に成功。しかしこの試合のラストプレー、神戸がハンドのファウルでPKを獲得し、これを高瀬愛実が決めて、土壇場で追い付いた。試合は延長戦でも決着がつかずPK戦にもつれこみ、6-5で制した神戸が優勝を果たした。
浦和は2大会ぶり、神戸は7大会ぶりの皇后杯のタイトルを目指してのファイナルに。なでしこジャパン(日本女子代表)の多くの選手が所属する両者が激突、浦和ペースで進んでいった。
そして19分、清家のクロス気味のシュートが相手に当たってゴールネットに吸い込まれる。好調を維持するレッズの11番の活躍で、浦和に先制点がもたらされた。
試合は浦和の1点リードのまま終盤に突入。最後は神戸が猛攻を仕掛けて決定機を作り出していき、まさにラストプレーだった――。ペナルティエリア内でのハンドのファウルで、神戸がPKをゲット。ベテランの高瀬がしっかり決めて、ここで90分間の試合終了。1-1のまま延長戦へと突入した。
延長戦では神戸の田中美南のシュートがゴールネットを揺らしたが……。これはオフサイドでノーゴールに。
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そして決着はPK戦に委ねられ、それぞれ3人目が失敗。7人目まで持ち込まれた結果、6-5で制した神戸が7大会ぶりとなる優勝を果たした。