【WEリーグ】INAC神戸GK山下杏也加が初代MVP、ベストイレブンには浦和Lから最多6人選出
INAC神戸の山下杏也加。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
強固な守備を支えて初代女王に輝く。
WEリーグは6月7日、「2021-22 WEリーグ最優秀選手賞」に優勝したINAC神戸のGK山下杏也加が決定したと発表した。
初代MVPに輝いた山下には正賞として賞金50万円とガラス製盾、副賞としてタイトルパートナーYogiboから賞金100万円とMVP特別仕様Yogibo MAXが贈られる。
なでしこジャパン(日本女子代表)にも選ばれる山下はWEリーグ元年、リーグ19試合に出場し、失点7に抑えて初優勝を支えた。
同リーグは次のように選考理由を伝えている。
プロリーグ開幕を前に、心機一転、ライバルチームへの移籍の道を選択したシーズン。ここまでGKの存在が注目されることは極めて希なこと。守備の利点と攻撃の構築を考察し、自らの強みであるゴールへつなげるビルドアップにもこだわりを持ち続けた。時に厳しいゲキを飛ばしながらDF陣との信頼を築き上げた結果、開幕から9節まで無失点。シーズン通しての失点を「9」に抑えた強固な守備力がチームを初代王者へと導いた。
また、ベストイレブンは次の通り。
GK
山下杏也加 (INAC神戸レオネッサ)
DF
高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)
清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)
南 萌華(三菱重工浦和レッズレディース)
清水梨紗(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
三宅史織(INAC神戸レオネッサ)
MF
安藤 梢(三菱重工浦和レッズレディース)
柴田華絵(三菱重工浦和レッズレディース)
成宮 唯(INAC神戸レオネッサ)
FW
菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース)
田中 美南(INAC神戸レオネッサ)
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