フローニンゲン堂安律がフル出場も開幕2連敗「ヒーローになりたい」
フローニンゲンの堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
まずデュエルで負けないことと気を引き締める。
[エールディビジ 2節] フローニンゲン 0-1 ヴィレムⅡ/2018年8月18日(現地17日)/ユーロボルフ
オランダ1部リーグ(エールディビ)のフローニンゲンはヴィレムⅡに敗れ、リーグ開幕2連敗を喫した。東京五輪世代にあたる20歳の堂安律は4-2-3-1の右サイドハーフで先発フル出場。33分に失点を喫して、ボール支配率52パーセント対48パーセント、シュート数15本対7本とフローニンゲンが上回ったものの、1点を返せなかった。
堂安はSNSツイッターのクラブ公式日本語アカウント(@FCGroningen_JP)で、次のように試合を振り返った。
「最初の20分はチームとしても、個人としても、とても良かったのですが、そこからチームが悪くなるとともに、自分のパフォーマンスも下がっていったので残念でした」
また、チームと自身の課題について、次のように語った。
「まずチームのために、1対1の局面で負けてはいけないと思いますし、デュエルや球際で負けることが多いので、そこから見直していかないといけない。戦術のみならず一人ひとりの個のところを磨いていく必要があるのかなと思います」
ガンバ大阪からのレンタル移籍を完全移籍に切り替えて挑む欧州での2シーズン目。開幕戦に続くゴールはならなかったが、堂安は「こういう難しいときに得点を決めて、チームを助けられるようなヒーローになりたいです」と、力強く抱負を語った。
文:サカノワ編集グループ