キーワードは『浦和スタンダード』。ヘグモ監督と西野努TDで共有、新助っ人3選手はその”基準”を「世界レベルに引き上げてくれる戦力」
浦和の西野努TD。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
チアゴ、ソルバッケン、グスタフソンの加入記者会見、西野TDが獲得の狙いや背景を語る。
J1リーグ浦和レッズは2月15日、2024シーズンに加入したブラジル人FWチアゴ・サンタナ、ノルウェー代表FWオラ・ソルバッケン、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンによる3選手のオンラインの加入記者会見を行い、それぞれ新天地での決意を示した。
冒頭、西野努テクニカルダイレクター(TD)が助っ人3選手の補強の狙いや背景などを語った。そのなかでペア=マティアス・ヘグモ監督とは「浦和スタンダード」をキーワードに共有し、チーム作りを進めてきたと説明があった。
「今シーズンの準備をするにあたり、攻撃力の増強が一つの大きなテーマでした。日々ヘグモ監督との会話の中で、『浦和スタンダード』という言葉が多く使われます。世界で継続して戦い続けるチームであるために、『浦和スタンダード』を上げていこう、と」
それは決して選手のみならず、浦和に携わる全ての人とともに高めていきたい“スタンダード=基準”であるという。西野TDは続ける。
「毎日の練習、一人ひとりのスタッフの仕事の質、そして日々の選手たちの姿勢、そういったところから『浦和スタンダード』をしっかり引き上げて、今シーズンのリーグ優勝、そして来季に控えるクラブワールドカップ(CWC)を目指していきたいと思います」
その視点から、獲得したのが、チアゴ、ソルバッケン、そしてグスタフソン、この外国籍3選手だった。西野TDは「攻撃力増強と『浦和スタンダード』を世界レベルに引き上げてくれる。そのように紹介できる戦力だと認識しています」と期待を寄せた。
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浦和は2月23日、サンフレッチェ広島とのアウェーゲームで今シーズンJリーグ開幕戦を迎える。埼玉スタジアムでのホーム開幕は3月3日、東京ヴェルディとの一戦だ。