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【神戸】「昨季より手強い」山口蛍が挙げた”フレッシュな川崎”のキーマンは? 明日富士フイルム・スーパーカップ

神戸の山口蛍。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

川崎も前からプレッシャーをかけて来るようになってきている。

 リーグ王者と天皇杯覇者が激突し開幕を告げる「FUJIFILM SUPER CUP 2024」ヴィッセル神戸(昨季J1優勝)-川崎フロンターレ(昨季天皇杯優勝)の一戦が2月17日、国立競技場で開催される。神戸の山口蛍が試合前日の16日、オンラインによる記者会見に応じて抱負を語った。

 そのなかで、すでに今週のミッドウィークにAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16の山東泰山戦(〇3-2)に臨んでいる川崎を見て、山口は次のように警戒した。

「選手が入れ替わったなか、今までにないフレッシュな川崎になっているイメージがあります。ACLを見ていても、けっこう前からプレッシャーをかけて来ていたと思うし、今までにないような川崎の迫力を感じました」

「今のJリーグは、ウチもそうですが、前からプレッシャーをかけに来るチームが多くなっています。よりそれに近い形に、川崎もなってきているのかなと思いました。そのなかでも川崎は個々の選手のクオリティが高く、昨シーズンより手強い気がしています」

 そして山東泰山戦で今季公式戦初出場初ゴールを決めたエリソンについて、次のように詳しく分析していた。

「左利きで独特なリズムを持っていて、ポストプレーができて、ターンもクイックネスが速くてすごく上手。あのようなタイプは対戦する時、少し嫌なタイプ。警戒したいです。他にも家長(昭博)選手、脇坂(泰斗)選手が中心になってくると思うので、そこを自由にやらせないようにやっていきたいです」

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 実戦を積みながらチームへの融合を進めるエリソン、そこに絡む家長、脇坂……ボランチ山口はその3人を具体的に挙げていた。