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【FC東京】鹿島からレンタル移籍の荒木遼太郎がC大阪との開幕戦、閃光を放つ2ゴール「ボールがここに来たらいいなと走り込みました」

FC東京の荒木遼太郎。写真:岩元大記/(C)Hioroki IWAMOTO

いずれもビハインドから決めて勝点1を掴む。

[J1 1節]C大阪 2-2 FC東京/2024年2月24日15:03/ヨドコウ桜スタジアム

 J1リーグ2024シーズンの開幕1節、鹿島アントラーズからFC東京に期限付き移籍したMF荒木遼太郎がセレッソ大阪戦で4-2-3-1(4-2-1-3)のトップ下として先発フル出場し、2ゴールを記録してみせた。

 ピーター・クラモフスキー監督のもと、中盤は新キャプテンの松木玖生と原川力がバランスを保ち、荒木がより前目に仕掛けていく。状況に応じて松木も加わり、ぶ厚い攻撃を作り出していった。

 そして34分に松木のシュート性のクロスを流し込んでの同点弾。さらに再び1-2とリードされた75分、サイドを打開した途中出場のジャジャ・シルバのクロスを押し込んでみせた。

 22歳のパリ・オリンピック世代にあたる荒木は試合後の「DAZN」のフラッシュインタビューで「厳しい90分でした。最低限の勝点1を取れて良かったと思います」と振り返り、ゴールシーンについて「ボールがここに来たらいいなって感じで走り、運よく来たので、触るだけで入りました。クロスのところはあそこに来ると信じて走り込みました。こうしてまた結果を残していきたいです」と語った。

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「10番」を背負った鹿島での2シーズンを経て、今季はFC東京へ1年間のレンタル移籍を決断した。FC東京のタレントのなかで好循環の化学反応を起こしていきそうな、期待が膨らむ楽しみなデビューを飾ってみせた。

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