クロップが遠藤航を絶賛「守備のブレインはズバ抜けている」。リバプール、カラバオカップ制覇
カラバオ杯を制して『You'll Never Walk Alone』をサポーターとともに歌うリバプールの遠藤航(右から3人目)。(Photo by Julian Finney/Getty Images)
日本代表キャプテン、移籍後初の主要タイトル獲得。
［カラバオカップ 決勝］リバプール 1EX0 チェルシー/2024年2月26日0:00(現地15:00)/ウェンブリー・スタジアム
イングランドのカラバオカップ(リーグカップ)決勝、リバプールFCが延長118分のフィルジル・ファン・ダイクのヘディング弾でチェルシーFCに1-0の勝利を収め、2年ぶり通算10度目の優勝を果たした。リバプールの日本代表MF遠藤航は4-3-3のアンカーとして120分間フル出場。
この試合後のフラッシュインタビューで、リバプールのユルゲン・クロップ監督は遠藤について、次のように絶賛した。
「シーズンを通して遠藤航のパフォーマンスと成長について……良い成長を遂げているね。何度か言っているが、我々はラッキーでした。彼はパスポート上は30歳か31歳かもしれないが、そんなことはどうでもいい。彼はマシーンだ。サッカーのセンスは並外れている。守備のブレインはズバ抜けていると言える。彼は周りにたくさんの自由を与えてくれているんだ。ああ、トップレベルの発見だ。本当に助けてくれている、本当にね」
今季での退任を発表している56歳のドイツ人指揮官は、そのように日本代表キャプテンを評価している。
関連記事>>「これまで見てきた中で一番…」クロップが驚いた遠藤航の”筋肉”。リバプールのカラバオカップ優勝セレモニーで
遠藤にとっては、リバプールでの初の主要タイトルに。クロップにとってもレッズでの最終シーズンまず1冠を獲得した。このあとリーグ戦、FAカップ、ヨーロッパカップと戦いが続く。