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【移籍】三好康児がボーフムに電撃加入「数え切れないほどのライブの感動を得ていきたい」

三好康児 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

バーミンガムから完全移籍、2028年6月まで4年契約。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部VfLボーフムが夏の移籍マーケット最終日となる8月30日、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のバーミンガム・シティFCからサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)でもプレーしてきたMF三好康児(Koji MOYOSHI)を完全移籍で獲得したと発表した。2028年6月までの4年契約。

 ブンデスリーガの移籍期限を前に、この三好の移籍の可能性が浮上。東京オリンピック日本代表で、フル代表では5試合・2得点を記録している攻撃的ミッドフィルダーがそのデッドラインデーで、ドイツに渡ることを決断した。

 これまではベルギーのロイヤル・アントワープ、バーミンガムでプレーしてきた。5大リーグ挑戦は初に。

 ボーフムのスポーツダイレクターであるマルク・レタウ氏は、「コウジはとてもクリエイティブなミッドフィルダーで、チームメイトの特長を効果的に引き出す術を心得ています。チームのアイデアの源として機能するだけでなく、自らもゴールを狙えます」と獲得の理由を語る。その説明からも、三好のプレースタイルをしっかりチェックしていることが伝わってくる。

 そして三好はボーフムを通じて、次のように意気込みを示す。

「VfLボーフムへの移籍が実現して嬉しいです。ブンデスリーガは世界最高で最強のリーグの一つであり、素晴らしいスタジアムと素晴らしい雰囲気を備えています。今はチームや新しいチームメイトと仲良くなることを楽しみにしています。ホームゲームで数えきれないほどのライブの感動を得ていきたいです。それは本当に素晴らしいことですね」

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 昨季までは浅野拓磨(→RCDマジョルカ)が所属。1・2部入れ替えプレーオフでは田中碧(→リーズ・ユナイテッドFC)の所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフに対し第1戦を0-3で落としながら、第2戦で3-0で追い付き、PK戦の末に下して、奇跡の1部残留を成し遂げた。今度は27歳になった三好がボーフムをさらに上位へと引き上げる!

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