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【清水】パリ五輪世代MF鈴木唯人がストラスブール移籍へ。レンタル+約5600万円の買取オプション、カタールW杯日本代表GK川島永嗣と同僚に

鈴木唯人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

マジョルカも狙う。現在ギリギリ残留圏、浮上への切り札に!

 J2リーグ清水エスパルスのU-22日本代表MF鈴木唯人が1月23日、フランス1部RCストラスブールへ期限付き移籍することが確実となった。フランスメディア『レキップ』が「買取オプション付きのレンタル移籍で決定的に」と報じた。

 鈴木は2001年10月25日生まれ、神奈川県出身の21歳。市立船橋高校から2020年に清水へ加入し、3年間でJ1リーグ通算83試合に出場していた。2022シーズンはリーグ20試合・3得点を記録。しかしチームはJ2降格の憂き目にあった。

 また、パリ・オリンピックを目指すU-22日本代表(昨年のU-21日本代表)の中心選手として、その先のフル代表での活躍も期待されているアタッカーだ。

 今回の報道によると、鈴木には他にスペイン1部RCDマジョルカも獲得に乗り出していたという。ただ鈴木がストラスブールでの戦いを決断したそうだ。同メディアが得た情報として、契約は6月までの期限付きで、買い取りオプションが付くという。その額は40万ユーロ(約5600万円)。

 ストラスブールは現在リーグ20チーム中16位。ギリギリ残留圏だが、降格圏17・18位のチームと勝点15で並ぶ厳しい状況に置かれている。

 鈴木には、チームに勢いを与え、この苦境を打開するようなパフォーマンスが求められる。カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表GKの川島永嗣がチームメイトになる。

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