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三木谷会長が激怒「同じチーム相手に二人目の大怪我。しかも両方ともカードなし」。汰木が柏戦で苦悶の負傷、神戸敗戦

神戸の三木谷浩史会長。(Photo by Takashi Aoyama/Getty Images)

昨年には齊藤未月が…。VTRで見ると、危険な行為と言われても仕方ないか。

[J1 2節]神戸 0–1 柏/2024年3月2日13:00/ノエビアスタジアム神戸

 J1リーグ2節、昨季王者のヴィッセル神戸が柏レイソルに0-1で敗れ、今季初黒星を喫した。1勝1敗の勝点3。

 この試合、32分の早い時間帯に汰木康也が負傷によりピッチに倒れて起き上がることもできず。そのまま倒れた態勢で担架によって運び出され、パトリッキとの交代を余儀なくされた。

 すると試合後の夜、クラブのチェアマンを務め、責任企業の楽天グループ株式会社のCEO(会長)でもある三木谷浩史氏がSNSのエックス(旧ツイッター、アカウントは@hmikitani)を更新し、次のように怒りの投稿をした。

「同じチーム相手に二人目の大怪我。しかも両方ともカードもなし。なんで新らしいリーグかつサッカー先進国でもないアメリカのMLSから審判を呼ぶ必要があったのか。JリーグもJFAも真面目に考えて欲しいと思う」

 三木谷会長は昨年8月19日の柏戦で、齊藤未月が大ケガを負ったことを想起。また、「審判交流プログラム」でアメリカから招へいされた米国のエルファス・イスマイル主審と副審二人がこの試合のジャッジを担当したのだが、なぜアメリカなのかと疑問を投げ掛けている。

 問題のシーンは汰木への関根大輝のチャージ。左サイド(同サイド)後方からの空中に浮いたフィードに対し、ジャンプした際に振り上げた関根の左ヒザが汰木の腰(脇腹)あたりに入っている。後ろを向いていた状態(これから振り向こうとしているタイミング)の汰木は不意に左脇に空中からの膝蹴りを食らう形で大きな衝撃を受けている。ただVTRで見る限り、関根はヒザで汰木をブロック。相手を傷つける危険な行為と言われても仕方ない形か。

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 汰木はそのあと態勢すら変えることもできずそのまま起き上がれなかった。ドクターが呼吸を確認する一幕も。顔を上げることもできず、担架で運び出されている。

 試合のほうは83分の木下康介のゴールで、柏が1-0で勝利を収めている。

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