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【ACL】警告を受けた山東泰山チェ・ガンヒ監督が意味深発言「日本のチームと3試合対戦し、偶然とは思えない」。横浜FMとの準々決勝第1戦で敗れ…

ACLの山東泰山-横浜FM戦、アディショナルタイムはやや荒れ模様に。(C)2024 Asian Football Confederation (AFC)

喜田拓也に手を出しており、むしろレッドカードをもらっていた可能性も…。

[ACL 準々決勝 第1戦]山東泰山 1-2 横浜FM/2024年3月6日19:00(現地18:00)/済南奥林匹克体育中心

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の第1戦、J1リーグ横浜F・マリノスが2-1で中国1部山東泰山足球倶楽部に勝利を収めた。第2戦は13日、日産スタジアムで行われる。

 この試合の1-2と1点差になったアディショナルタイム、横浜FMボールのスローインになった際、タッチライン沿いで小競り合いが起きた。ボールを手にしていた喜田拓也に、山東泰山のコーチ陣が詰め寄り、韓国人のチェ・ガンヒ監督も手を挙げた。危険を察した横浜FMのコーチ陣がベンチを飛び出して仲裁に入ったが、主審はピッチ内に入ってきて抗議した山東泰山のアシスタントコーチ、さらにジョン・ハッチンソンコーチにレッドカードを提示した。

 このあとも揉み合いが続く。するとコーチングエリアを出てピッチに出て抗議を続けた山東泰山の韓国人チェ・ガンヒ監督にもイエローカードが出された。

『捜狐』によると、チェ・ガンヒ監督は試合後の記者会見で「今日の試合では、いいプレーができませんでした。これ以上言うことはありません……。 選手たちはよく頑張ってくれました。しかし結果を残せずにいます。次の試合ではもっと頑張り、良い結果を残せるようにしたいです」と敗戦を受け止めた。

 一方、判定について問われると、指揮官は次のように答えている。

「ラウンド16からベスト8まで、日本のチームと3試合(川崎フロンターレ2試合と横浜FM1試合)を戦いましたが、いつも何かが起きていて、それは決して偶然ではないはずです」

 そのように、まるで“被害者”のような意味深発言をしている。山東泰山のスタッフとチェ・ガンヒ監督が、喜田を突き放すように手を出していて、選手の安全がまず担保されるべき状況にあり、本来であればレッドカードが提示されていてもおかしくはなかったが……。

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 横浜FMが2-1と1点をリードして、第2戦は3月13日19時から日産スタジアムで行われる。アウェーゴールルールは採用されないため、同スコアの場合は延長戦、さらにPK戦が実施される。

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