【浦和】酒井宏樹が湘南戦を考察、なぜ4-4の撃ち合いになったのか?「かなりリスクを負った守備をしていた」
浦和の酒井宏樹。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
次なるステップは「試合をコントロールできるように」。
[J1 4節] 湘南 4-4 浦和/2024年3月17日15:00/レモンガススタジアム平塚
J1リーグ4節、浦和レッズは湘南ベルマーレとのアウェーゲーム、興梠慎三、松尾佑介、前田直輝、そしてサミュエル・グスタフソンとゴールを奪ったものの4-4で引き分けて、勝点1の獲得にとどまった。
シュート数も浦和16本、湘南17本と撃ち合った。4-3-3の右サイドバックとしてフル出場した酒井宏樹は試合後、「自分たちで4-4の結果を招いてしまったところが、かなりありました。先制してから2点目を取るチャンスはたくさんあり、そこで仕留められれば試合を締めることもできました」と振り返った。
一方の守備面では「4失点全てが事故のような失点でした」と、決して組織を崩されたものではなかったが、それでも“4失点”を喫した事実を受け止める。
酒井はその原因を探る。
「試合をコントロールできなかった部分がもったいなかったです。(二度リードを許し)追う展開になったので、かなりリスクを負った守備をしていました。それもあり、このような展開になったと思います」
バランスをやや崩してでも攻めに出た。それがプラスにも働いたが、課題も浮かんだという。
「もちろん4点決めてくれた攻撃陣に感謝しないといけないですし負けなかったことは良かったです。しかし、こうした試合展開は望んでいません。点を取れたことは良かったですが、試合をコントロールして終わらせないといけなかった。そういう意味では残念でした」
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収穫と課題が出たなか、レッズのキャプテンは「次につながる1ポイント」と前向きに捉えていた。ナショナルマッチウィークが明けたあと、3月30日、公式戦では最近3戦未勝利のアビスパ福岡から、今季リーグ戦でのホーム初勝利を目指す。