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【サッカー日本代表】上田綺世が語ったストライカーとしての”思考回路”の一端「上手くいっていても、上手くいっていなくても…」

上田綺世。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

直近のヘーレンフェーン戦で待望のリーグ2点目、しかも決勝弾に。

[北中米W杯 アジア2次予選]日本代表 – 北朝鮮代表/2024年3月21日19:23/国立競技場

 オランダ1部フェイエノールト・ロッテルダムに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE) のFW上田綺世(Wataru ENDO)が3月20日、公式練習後に取材に応じて、翌日に行われる北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第3戦、北朝鮮代表戦に向けて抱負を語った。

 フェイエでは直近の17日に行われたSCヘーレンフェーン戦(〇3-2)で、途中出場から決勝ゴールを決めた。ドロップボールの扱いにもたついた相手からボールを奪い取り、、冷静に右足で決めたもの。エールディビジでは実に昨年9月のFCユトレヒト戦以来となる今季2ゴール目。しかも試合を決めた一撃に。

 その勢いや感覚を、この代表活動にも持ち込みたいところでは? そう質問すると上田は「そこは、僕はあまり関係ないと考えています」と答え、ストライカーとしての”思考回路”の一端を語った。

「そこはある意味、切り替えてやっています。上手くいっていても、上手くいっていなくても。こっち(日本代表)ではまた違うことを求められますし、味方も違います。違う心境でプレーしています。心境と言いますか、感覚が異なってきます」

 一喜一憂しない。むしろ一旦リセットして。所属先と日本代表では、異なるスタンスでピッチに立っているということだった。自身の中でそれぞれ整理したうえで、戦いに臨んでいるということだ。

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 そして未知な部分も多い北朝鮮との対戦へ。25歳のフォワードは「とにかく難しい試合。僕たちにとっても、戻ってきてすぐに迎える一戦(木曜開催)とあって難しい。勝つことが全てだと思っています」と頷き決意を示した。

 真の日本のエースストライカーへ――。一発が期待される。

取材・文/塚越始 Hajime Tsukakoshi

Posted by 塚越始

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