【大宮】杉本健勇が完璧ヘッド弾など2ゴールも「全然ダメですね」
杉本健勇。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ノールックの股抜きパスから先制点もアシスト、全ゴールに絡む。
[J3 6節]大宮 3-1 宮崎/2024年3月23日14:03/NACK5スタジアム大宮
J3リーグ6節、大宮アルディージャが今季加入した杉本健勇の2得点・1アシストの活躍により、3-1でテゲバジャーロ宮崎に収めた。大宮は開幕からの無敗を5試合に伸ばし、4勝1分の勝点13で暫定首位に立っている。
31歳の杉本は開始4分、相手の股を抜くノールックパスから茂木力也の先制点をアシスト。さらに25分、右からのクロスを完璧なジャンプヘッドで逆サイドの地面に叩きつけて、チームに2点目をもたらす。さらに39分、PKを沈めて、前半だけで3ゴールを奪ってみせた。
後半1失点を喫したが、大宮が3-1でリーグ戦2試合ぶりの白星を掴んだ。
杉本は試合後のヒーローインタビューで、「なかなか(得点を)取れていなかったので良かったです」「(自身加入後初ゴールを含む2得点・1アシストだが?)全然ダメですね。失点したところもそうですし、もっともっと点を取れたと思います」と、勝って兜の緒を締めた。
「(ルヴァンカップとの)この連戦、みんなよく頑張ったと思います。ファン・サポーターの皆さんの後押しが本当に力になりました。ここで一区切りをつけ、次の北九州戦、いい準備をしたいと思います」
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球際への守備が緩くなり、完全に崩された失点シーンは、昨季からの課題であり確かに気になるところ。ただ、エース候補、杉本から飛び出した2発で、ここからチームも勢いをつけていけそうだ。次節31日にはアウェーでギラヴァンツ北九州と対戦する。