香川真司「PKだったら蹴っていた」、J初解説の柿谷曜一朗とは「おったよね」と“ニアミス”。開幕の大阪ダービー快勝発進
柿谷曜一朗。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「何より(北野)颯太が素晴らしいパフォーマンス(2ゴール)でチームを引っ張ってくれたので感謝したい」
[J1 1節]G大阪 2-5 C大阪/2025年2月14日19:00/パナソニックスタジアム吹田
2025シーズンのJ1リーグ開幕1節の『金J』ファーストマッチとなった『大阪ダービー』で、アウェーのセレッソ大阪が5-2でガンバ大阪に勝利を収めた。
ボランチで先発した香川真司は1得点・1アシストの活躍。90+1分までプレーして、開幕の快勝劇に大きく貢献した。
セレッソの『8番』は試合後、DAZNのインタビューで「勝つことだけを考えていたので、素晴らしい開幕戦になりました」と笑顔を浮かべた。
「自分もゴール前へどれだけ入っていけるかをテーマにしていたので、結果的にこのようにゴールにつながったのは良かったです。何より(北野)颯太が素晴らしいパフォーマンス(2ゴール)でチームを引っ張ってくれたので感謝したいです」
そして自身のゴールには、「重要なゴールになり、本当に勝てたことが良かったです」と頷いた。
この日は昨季限りで現役引退したC大阪OBの柿谷曜一朗氏がDAZNでJリーグの試合での初解説を担当。“ジーニアス”の感覚と視点から興味深い話をたくさん語ってくれた。
先制点の場面は、パスを出した香川が相手に倒された。主審はアドバンテージで流し、北野のゴールを認めたようだった。
柿谷氏は「おそらくPKだったのでは。そのことを主審とも話していた? PKだったら蹴っていた?」と質問し、香川は「PKだったら、自分で蹴るつもりでした」と答えた。
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香川から「ウォームアップ中、ピッチサイドに曜一朗おるの気付いていたので、今、下に降りてきてくれないかな」と促す一幕も。スタンド上部の放送席にいた柿谷は「いや、視野が広いね。ハシ(橋本英郎)さんぐらい、経験を積んでから」と謙遜していた。香川も「はい、経験を積んでください」と笑った。