【浦和】「ソルバッケンの試練」匿名情報拡散、イタリア全国スポーツ紙が大々的に報じる

ヒザの問題を抱えたまま、5月まで復帰できず、ローマにレンタルバックか。

　イタリア・セリエＡのASローマからJ1リーグ浦和レッズに期限付き移籍中のノルウェー代表FWオラ・ソルバッケン（Ola SOLBAKKEN）が、いまだ日本でデビューを果たせずにいる。そうしたなか、イタリアの全国スポーツ紙『コッリエーレ・デッロ・スポルト』が3月28日、「ソルバッケンの試練。ヒザに問題を抱えたままノックアウトか」と題したレポートを掲載した。

　日本国内から発信されたSNSの匿名の情報が拡散され、それをもとにした記事である。「ソルバッケンが松葉杖をついて街中を歩いているところを、ファンに撮影されたのは不運だった」と伝える。その匿名の情報をもとに、復帰できるとすれば5月になりそうで、浦和との契約は6月までのレンタル移籍。そのままローマに復帰する可能性もあると報じてている。

　いずれにせよ、25歳のウインガーは、リーグ開幕時期に出場可能な状況まで来ていたが、再び別メニュー調整が続いているのは事実である。そうしたなか、「ソルバッケンの復活へのプロジェクトは今のところ失敗に終わっている」と報じられている。

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　選手のケガに関する情報は、自チームに不利益を被るため、基本的にはクラブ発信の情報が公表される。もちろん別メニュー調整であっても、メディアがクラブ広報から確認のうえ公表しているケースも多い。浦和に関しては細かいリークも多く、もちろんそれも含めての”エンターテインメント”と言え、噂であれば一つの楽しみかもしれないが……。本人が埼玉スタジアムのピッチに立とうと必死に取り組むなか、こうして世界に発信されてしまい、明らかに浦和にはプラスに働かず、相手チームの利益となる情報が多いのは気になるところだ。