「秘密を漏らしている」大谷翔平の本塁打量産、舞台裏に米国メディア注目
ドジャースの大谷翔平。 (Photo by Michael Reaves/Getty Images)
「ハイブリッドバット」の効果てきめん。
アメリカ・メジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が4月9日(現地8日)のミネソタ・ツインズ戦で3号ホームランを放つなど5打数2安打と活躍した。
『ジ・アスレチック』はこのほど、大谷の活躍ぶりに関するトピックスを掲載。8日(現地7日)のシカゴ・カブス戦では、雨で試合が中断した際、打撃コーチの用具からクリケットのような幅の広い「ハイブリッドバット」を取り出して、素振りを開始したという。そして自身のスイングの軌道を確認し、インパクト時に最大の”出力”になるように確認・修正していたそうだ。
アーロン・ベイツ打撃コーチは「雨の中断でみんなが混乱していた」「ただ、彼がそのように始めると、みんなも同じように取り組んでいたよ」と、大谷がむしろその時間を活用し、自らのチェックに傾注していたことを振り返っている。
この試合では2安打1打点だった大谷は試合後、ハイブリッドバットの効果について通訳を通じ、「いい結果につながったので、これからもやっていきます」と語ったという。するとデイブ・ロバーツ・マネージャーが「彼はいくつかの秘密を漏らしているな」と笑ったそうだ。
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ベイツ打撃コーチは、ベンチ内で大谷が対戦相手の様々な研究をしていることにも言及する。対戦した投手が二度と同じように大谷を打ち取ることはできないだろうと見ている。またロバーツ氏も「彼は日々多くのことを学んでいます。日に日に快適に過ごせるようになっています」と、その適応力にも目をみはっている。そして大谷の「何があっても最大限の力を発揮してプレーすることが私の仕事です」という言葉で締めくくっている。