大波乱のACL。植中朝日2ゴール、アンロペも決める。しかし2失点、上島拓巳が退場処分。横浜F・マリノスが決勝進出へ一時逆転もタイスコアに。蔚山現代と雨中の決戦・準決勝第2戦

2試合トータル、一時3-1としたが…3-3に。

[ACL 準決勝 2nd] 横浜FM – 蔚山現代 /2024年4月24日19:00/日産スタジアム

　アジアのクラブチームの王者を決めるAFCアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）2023-24準決勝、横浜F・マリノス（日本、J1リーグ）対 蔚山現代FC（韓国、Kリーグ）の第2戦（セカンドレグ）、ホームチームは植中朝日の2ゴールとアンデルソン・ロペスの一撃で30分までに3点先取し、2試合トータルスコア3-１と逆転に成功した。しかし、そのあとコーナーキックとPKで2失点を喫してこの試合3-2、トータルスコア3-3に。しかも上島拓巳がレッドカードで退場処分を受けるという波乱の展開になっている。

　第1戦は蔚山現代が1-0で勝利。この大会はアウェーゴールルールが採用されておらず、横浜FMは2点差以上の勝利で逆転できる（1点差での勝利だと、延長戦、PK戦）。

　雨中の日産スタジアム。序盤の主導権争いの攻防を経て、次第にホームチームがサイドで上回っていく。すると植中が13分、アンデルソン・ロペスのスルーパスからナム・テヒがタッチ。そこに飛び込んだ植中が右足で突き刺す。

　これで勢いに乗った横浜FMは、21分、アンデルソン・ロペスが振り向きざまに左足でミドルを決めて、ついにトータルスコア2-1と逆転に成功する。

　さらに30分、相手ゴールキーパーからのビルドアップへのプレッシングから、ボール奪取に成功。植中が右足で冷静にペナルティエリア手前から突き刺して、この試合3-0、トータル3-1とした。

　しかし、そのあとコーナーキックから失点。さらに上島拓巳が倒れた際にハンドのファウルでPKを献上。しかもDOGSOの三重罰で、レッドカードが提示された。そしてPKを決められて、この試合3-2、トータル3-3となった。

　ハリー・キューウェル監督にもイエローカードが出ている。

　前半から大波乱の展開となっている。

　横浜FMのスタメンは次の通り。

▽横浜Ｆ・マリノス
▼先発メンバー
GK
42 ポープ・ウィリアム
DF
27 松原健
15 上島拓巳
4 畠中槙之輔
2 永戸勝也
MF
35 榊原彗悟
14 植中朝日
29 ナム・テヒ
FW
20 ヤン・マテウス
11 アンデルソン・ロペス
7 エウベル

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▼監督
ハリー・キューウェル