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【浦和】スコルジャ監督「メディカルスタッフが奇跡を起こしてくれた」。一丸でルヴァンカップ決勝の切符を掴む

浦和のスコルジャ監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

『右サイドバック関根貴大』起用の理由は…。

[ルヴァンカップ 準決勝 2nd] 浦和 2–0 横浜FM/2023年10月15日17:00/埼玉スタジアム2002
※2試合トータル、2-1で浦和が決勝進出

 ルヴァンカップ準決勝の第2戦、浦和レッズがアレクサンダー・ショルツのPKによる2ゴールで、横浜F・マリノスに2-0の勝利を収めた。浦和が2試合トータルスコア2-1で逆転し、11月4日の国立競技場でのファイナル進出を決めた。決勝の対戦相手は初優勝を狙うアビスパ福岡だ。

 マチェイ・スコルジャ監督は試合後の記者会見で、「選手たちに敬意を表したい」「メディカルスタッフが奇跡を起こしてくれた」と語り、そしてサポーターが選手たちを後押しした「マジカルスタジアム」の雰囲気により勝利を手繰り寄せられたと、それぞれに感謝した。

「高い強度を90分維持しようとした試合でした。選手一人ひとりがベストを尽くし、ハイプレスをかけ続け、相手に寄せてフリーでプレーさせない狙いを持っていました。横浜F・マリノスは素晴らしい選手が揃うチームで、チャンスは作られましたが、そこで(西川)周作が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。

 今日の試合は選手たちに敬意を表したいです。決勝でも期待しています。

 そして(早川)隼平をはじめ、メディカルに問題を抱えていた選手たちが頑張ってくれました。大久保は久しぶりの試合となりました。素晴らしいメディカルスタッフが奇跡を起こしてくれたことで、彼らはプレーできました。

 今日はクラブにとって素晴らしい夜となりました。サポーターが素晴らしい雰囲気を作ってくれたからこそです。このスタジアムは『マジカルスタジアム』であると改めて言えるでしょう」

 また、酒井宏樹が出場停止となった右サイドバックには、関根貴大が抜擢された。その意図について、指揮官は最も攻撃的な選択肢を選んだと語った。

「決断を下したのは試合前日の練習後でした。そして(関根は)試合前日の夕方、また当日の朝も長くコーチングスタッフと話し合っていました。詳しく説明すると会見の時間が足りなくなってしまいますが、今日はホームゲームであり、ゴールを取らなければならない、攻撃的にいかなければいけませんでした。そこで最も攻撃的である関根の起用を決めました」

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 11月4日の決勝は福岡との対戦が決まった。スコルジャ監督はACLに続くタイトル獲得へ、今度は東京・国立競技場でタクトを振るう。

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