【浦和】開幕へ原口元気が示した決意と抱負「工夫しながら。ガンガン仕掛けるという感じではないけれど」
開幕に向けて抱負を語った浦和の原口元気。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
このオフは「走力とキレ」をテーマに取り組む。
J1リーグ浦和レッズの原口元気(Genki HARAGUCHI)が2月4日の公開練習のあと取材に応じて、新シーズンに向けて「工夫をしながら。ガンガン仕掛ける、という感じではないと思うので、工夫しながら。体は動いています」と、また新たな『9番』の姿を見せたいと抱負を語った。
「(2月1日までの)沖縄キャンプは非常にいい時間になりました。チームとして、やるべきことは非常にクリアになってきて、パフォーマンスも非常に良かったと思います。あと2週間、しっかり練習して、神戸戦にいい形で入れるように準備したいです」
マチェイ・スコルジャ監督のもと、様々な点がクリアになってきていると言う。
「攻撃も守備もどう動くかはクリアになってきています。コンビネーションであったり、誰がどのタイミングで動くのかであったり、クリアになりその精度を上げて、開幕につなげたいです」
「誰もがオープンに、積極的にやっています。今年のチームの雰囲気は非常にいいと思います。コンディションはいいので、自分の思い描くプレーが少なからずできてきていると思います。何回も仕掛けていくプレーを見せていきたいです」
原口自身は「走力とキレという二つのテーマに絞って取り組んできました。どちらも改善されていると思います」と言う。そして新加入のマテウス・サヴィオとは「二人でシンクロした時はいいものを出せていたと思います」と頷く。
開幕から3試合アウェーゲームが続くという異例のスケジュールとなっている。まずは2月15日のヴィッセル神戸戦へ――。
「非常に難しくタフな相手。アウェーですし、簡単な相手ではないのは間違いありません。あまり楽観的にならず、苦しむものだと入り、勝点を取りに行ける戦いができればいいと思います」
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原口がどのような役割を担うのか。注目度と期待値は高く、その中で常に前向きに、チームのために闘えるか。ある意味、今季を左右する重要なキーマンであることは間違いない。そのゴールでチームに勢いを与えたい!