【浦和】売上高がクラブ初100億円突破! ACL制覇、グッズや広告費収入が過去最高
ACL2022を制した浦和レッズ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
103億8400万円を計上。”100億突破”は2019年の神戸以来、2クラブ目。
浦和レッズ(浦和レッドダイヤモンズ 株式会社)は4月26日、定時株主総会を開いて、2023年度(2023シーズン)の事業収支を承認した。AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2022優勝による賞金、グッズ収入さらに広告費の増収などにより、事業収入(売上高)はクラブ史上初の100億円を突破。103億8400万円を計上した。
クラブによると、ACL優勝に伴うACL2023-24への出場などホームゲーム試合数が増加し、入場料収入は前期比プラス7億600万円の21億4500万円となった。クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)にも出場し、1シーズン最多60試合を戦った。ホームの平均入場者数はコロナ禍を経て3万509人に回復。平日開催が多かったため2019年に比べると4000人ほど少なかったが、週末開催は平均4万人を突破している。
また、広告料(パートナー協賛金、レッズビジネスクラブ[RBC]会費など)収入が前期比プラス1億7500万円の42億2300万円。過去最大だった2022年を上回った。
そしてグッズ収入は前期比プラス4億6400万円の15億8300万円と、こちらも過去最高を記録した。
さらにチームの賞金を含むその他収入が同比プラス9億1200万円となった。
2023年度の事業収入合計は、前期比プラス22億5700万円で、103億8400万円。クラブ史上初めて100億円を上回った。
一方、事業運営費、チーム運営費を合わせた支出にあたる事業経費は91億3700万円だった。営業利益は3億6700万円、経常利益は3億9200万円、当期利益は3億500万円だった。
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Jリーグで売上高が100億円を突破したのは、2019年度(2019シーズン)に114億4000万円を計上したヴィッセル神戸以来、2クラブ目で2例目。