レアル・マドリードから久保建英が幻のゴール。VARで無効に…ソシエダ、0-1敗戦
レアル・マドリードからソシエダの久保建英がゴール! かと思われたが…。(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
雨中のホームゲーム。CLバイエルンとの準決勝を見据え、白い巨人は完全ターンオーバー。
[スペイン1部 33節] レアル・マドリード 1-0 レアル・ソシエダ/2024年4月27日4:00(現地21:00)/レアレ・アレーナ
スペイン1部リーグ33節、レアル・ソシエダがホームで首位レアル・マドリードを迎えた一戦、ソシエダの日本代表MF久保建英が0-1で迎えた32分に右足でゴールを決めた。かと思われたが、VARの介入により、直前のプレーのファウルにより得点は取り消された。結局、試合はそのまま、ソシエダが0-1で敗れた。
雨中のアノエタ、久保はリーグ3試合ぶりに先発に名を連ね、右ウイングに入った。一方、レアル・マドリードは4月30日のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝バイエルン・ミュンヘンとのアウェーでの第1戦を見据えて完全ターンオーバー。サブ組や若手にチャンスが与えられ、主力組がベンチでスタンバイした。
立ち上がりからホームチームが主導権を握り、開始早々には、久保が左足で決定的なシュートを放った。しかし、これはGKケパに阻まれてしまう。
逆に29分、レアル・マドリードがファーストチャンスをモノにする。ダニエル・カルバハルの右クロスを、19歳のトルコ代表FWアルダ・ギュレルが合わせ、初スタメン初ゴールを決めてみせる。
それでも直後の32分、レアル・ソシエダは高い位置からボール奪取に成功。そこからパスを受けた久保が相手DFをかわし、右足でシュートを突き刺した。
しかし……。直前のプレーで、アンデル・バレネチェアのファウルからボールを奪っていたとして、VARの介入を経て主審がビデオで確認し、得点を取り消した。
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前半シュート数はレアル・ソシエダが4本対2本と上回ったものの、リードを許して折り返し。後半に入っても22歳の日本人レフティからチャンスが生まれたが、ゴールはできず。久保はフル出場している。