【鹿島】ダイビングヘッド&ボレーで2発、鈴木優磨「フラストレーションが溜まっていた。いいゴールでした」
鹿島の鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
前半は劣勢を強いられたが、後半ゴールラッシュ!
[J1 11節] 鹿島 3-1 湘南/2024年5月3日15:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ11節、鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が2ゴール・1アシストの活躍を見せ、湘南ベルマーレに3-1の勝利を収めた。鹿島は3位タイの勝点19に伸ばした。
前半は湘南の迫力ある攻撃に押され、完全に劣勢に立たされ、ほとんどチャンスを作れなかった。しかしチャヴリッチの投入された後半、セットプレーの流れから鈴木がダイビングヘッドとサイドキックのボレーによる2発を決めてみせた。
「勝利できてホッとしています」
鈴木は試合後のヒーローインタビューで、「前半相手に良いサッカーをされて、自分たちのサッカーをなかなか出せず苦しみました。後半なんとか早い時間に点を取れて、追加点も奪って勝てて良かったです」と振り返った。
50分、仲間隼斗のキックからチャヴリッチの折り返しに合わせての一撃。そして62分、名古新太朗のFKに背後へ抜け出してのショット。さらに67分、左サイドで受けたあとのクロスからチャヴリッチ弾をアシストした。
鹿島のエースは「最近僕も流れから点を取れていなかったので、非常にフラストレーションが溜まっていました。ここで点を取って、なんとか弾みをつけていきたかった。いいゴールでした」と頷いた。
「このスタジアムでゴールをするのは気持ちいいです。(今季最多26,924人の来場を記録)ゴールデンウィークのこのタイミングで、必ずいい想いをして帰ってもらおうと思っていました。また応援よろしくお願いします」
鈴木はそのように納得の2得点・1アシストを振り返った。
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鹿島は6勝1分4敗の勝点19で、再び首位に立ったFC町田ゼルビアから3ポイント差となっている。中2日の5月6日には、アウェーで柏レイソルと対戦する。