内田篤人の入閣も!?ハンブルク「マガトSD+ラウル監督」の可能性
シャルケ時代のラウル(右)と内田篤人(左)。 (Photo by Christof Koepsel/Bongarts/Getty Images)
レバークーゼンがシャビ・アロンソを呼んだように――。マガトが“ラブコール”。
ドイツ・ブンデスリーガ2部ハンブルガーSV(HSV)が来季2024-25シーズン、ハンブルクやシャルケ04で監督を務めたフェリックス・マガト(Felix Magath)氏を招へいするプランが噂されてきたが、自身が「必死に仕事を探しているわけではないが、また働きたいと思っている」と復帰への意欲を口にした。ここに来て、監督ではなくハンブルクのスポーツディレクターに就任し、シャルケ時代に黄金期を築いた元スペイン代表FWラウル・ゴンザレスを監督として招へいする――。そんなプランも浮上しているというのだ。
『スカイ』によると、マガト氏はこのほど『シュテルン』の取材に応じて、HSVの噂を認めたうえで、「ラウルのアドバイザーに、海外で仕事することは想像できるかと尋ねたが、本人は嫌がっていないようだ。彼はそのようなコミットメントを排除していない」と語ったという。
一方、70歳のマガト自身は「働く必要がなく、必死に仕事を探しているわけではない。ただ、また働きたいとは思っている」と語っている。そこで『スカイ』は「例えばマガトがスポーツディレクターとしてハンブルクに戻り、シャルケ04時代からつながりのあるスペイン人のラウルが監督に就任することも考えられる」というのだ。
しかし、ラウル招聘について、マガト氏は「私と同じくらい野心的なクラブはある」と、引き抜く場合には競合するだろうと予想していた。
「私はHSVと強いつながりを感じています。選手、監督、アマチュアチームのコーチを務めました。プロフェッショナルのキャリアの中で、このクラブに非常に強い親近感を持っています」
ただし、まだハンブルクからのオファーや連絡は「ない」ということだ。
そしてラウルへ、こんな”ラブコール”も送っている。
「彼はすでに長年、レアル・マドリードの若手を教えてきました(カスティージャ監督)。彼はそれをとても上手くやっています。ラウルは傑出した選手であり、素晴らしい人格者です。彼は完璧なプロフェッショナル。レバークーゼンがシャビ・アロンソを呼んだように、なぜワールドクラスの元選手が監督としてドイツに来てはいけないのですか?」
内田でさえその人格にほれ込んでいたラウルだが、そのように鬼軍曹の異名を持つマガトからも高く評価されている。マガトがもう一度、一緒に働きたいと願っているようでもある。
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マガトとラウルがハンブルクで再会を果たすのか? もしかすると……ともにシャルケで一時代を築いた内田の何かしらの入閣もある!?