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【鹿島】クラブW杯4強進出の大岩監督「応援を力に変えてマドリーに立ち向かう」

鹿島の大岩剛監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

グアダラハラ戦はハーフタイムの修正がポイントに。

[クラブW杯 準々決勝] 鹿島 3-2 グアダラハラ/2018年12月15日/ハッザーア・ビン・ザイド(UAE)

 UAEクラブワールドカップ(W杯)準々決勝、グアダラハラに3-2の逆転勝利を収めた鹿島アントラーズの大岩剛監督は、次のように試合を振り返った。

「前半立ち上がりの失点でプランが崩れかけたが、後半、よく盛り返してくれました。(ハーフタイムの指示は?)いつもと違う自分たちになっている、アグレッシブに行くんだぞ、とスイッチを入れました。(後半は)その通り、選手たちがやってくれました。あとはしっかりポジショニングを取るところも、選手たちがしっかり対応してくれました」

 そのようにハーフタイムを挟んでの修正が奏功したことを勝利のポイントに挙げた。

 12月19日の準決勝はヨーロッパ代表のレアル・マドリーと対戦する。レアル・マドリーとは日本開催の2016年に地元枠から決勝まで勝ち進んで対戦し、柴崎岳の2ゴールで一時2-1と逆転したものの追いつかれ、延長戦に2失点。結局2-4で敗れている。クラブW杯での2年ぶりの対戦となり、しかも今回はアジア(AFC)代表として挑む。

「我々にとってはリベンジの機会になるので、日本からのたくさんのサポートや応援をしっかりと受け止め、それを力に変えて、マドリーに立ち向かっていきたいと思います」

 大岩監督はそのように抱負を語った。

 中3日での対戦になるが、むしろ選手のコンディションを確認できたこと、VARの影響を体感できたこともプラス材料になると言える。

 鹿島対レアル・マドリーは現地(UAE)の19日20時30分、日本時間の20日1時30分から行われ、日本テレビ系列の地上波で生中継される。

文:サカノワ編集グループ

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