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【鹿島】岩政大樹監督が札幌戦で須貝英大と溝口修平の起用“明言”「特長をプラス・アルファで付け加えてくれれば、チーム力がまた上がっていく」

札幌戦前日練習での鹿島の岩政監督。(C)KASHIMA ANTLERS

「僕たち次第で、まだ状況は変わります」

[J1 22節] 鹿島 – 札幌/2023年8月6日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの岩政大樹監督が8月5日、オンラインによる記者会見を行い、翌日のホームでの北海道コンサドーレ札幌戦に向けて抱負を語った。

 オフ期間は短く、選手間の連係や戦術浸透に時間を費やしてきた。指揮官は次のように、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(ミシャ)率いる札幌の“対策”について語った。

「ミシャ監督の攻守において特殊な形でサッカーをしてくるチーム。それは嫌でもありますし、逆に特殊であることは、突きやすいところもあります。そこはハッキリしているチーム。その強みが出るのか、弱みが出るのか。そこでスコアが動くと思うので、その『弱み』のほうがたくさん出るように。選手たちも自分たちの強みを出しながら、それが札幌の弱みを突くことになり、そう出ると嬉しいなと思います」

 この試合、ヴァンフォーレ甲府から加入した須貝英大、そして2年目の溝口修平が、両サイドバックで起用される可能性が高い。

「彼らにとっては幸いなことに長い時間をかけて今回の試合に向けて準備できたので、この二人には、広瀬(陸斗)、安西にない特長をプラス・アルファで付け加えてくれれば、チーム力がまた上がっていくことになります。楽しみにしています」

 岩政監督はそう期待を込める。

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 そして後半戦へ。鹿島はまだまだ、今季あきらめずに闘う。

「アウェーでは非常にいい戦績を残してきた反面、ホームでは前半戦でよもやの敗戦がいくつかあって、ホームで勝点3を取り続けるクラブに戻っていかなければいけない。ここはサポーターの皆さんと一緒に勝点3、そして良い試合ですね。僕たちがいま見つけ始めている新しい鹿島の形を披露し、サポーターの皆さんが楽しんでいただけるような試合が出せるようにしたい。

 それが後半戦のテーマであり、僕の願いです。

 残り13試合中8試合がホームです。残された希望であり、またアウェーのうち1試合は国立でサポーターの皆さんがホームの雰囲気を作ってくれると思います。僕たち次第で、まだ状況は変わります。ここでサポーターの皆さんと団結しながら、新しい鹿島の形を、内容と結果ともに追いかけていけるようにしたいと思います」

 岩政監督はそのようにサポートと団結を求めていた。

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