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【浦和】ウイング起用、興梠慎三「同点でもいいのかなと…」。ATのPK弾で町田に敗れる

浦和の興梠慎三。(C)2024 Asian Football Confederation (AFC)

ATの失点を喫する前、「先に点を取りたかった」。

[J1 16節] 浦和 1-2 町田/2024年5月26日16:03/埼玉スタジアム2002

 J1リーグ16節、浦和レッズは1-2でFC町田ゼルビアに敗れ、ルヴァンカップから公式戦2連敗、3試合未勝利となった。リーグ戦は首位の町田と11ポイント差に離された。

 興梠慎三は90+3分、渡邊凌磨と代わって投入された。ポジションはそのまま「ウイング」で、失点を喫したあと前線に入った。

 37歳のストライカーは「自分たちの課題として、スローインをあまり与えないようにするというのがあって、それはできていました(1本のみ)。それだけに勝ちたかった試合でした」と振り返った。

 ベンチから戦況を見守り、次第に浦和に流れが来ていると感じていたという。

「(町田のプレスに慣れてきていたようだが?)向こうの足が止まってきていました。前半はけっこう強くプレスをかけてきていて、なかなか難しそうでした。ただ前半途中ぐらいから足がパタッと止まった感じがして、これは行けるかなと思いました。失点してから同点に追い付けたのは良かったけれど、アディショナルタイムは、(決勝PKについて)あれがあるないではなくて、先に点を取りたかったです」

 劣勢になっていたサイドの攻防で、最後に起点となってチャンスを作り出す。そのような役割が、興梠に求められた。

「ウイングで出たので、同点でもいいのかな? と僕的には感じましたが、自分としてはまず試合に出たかった。ただ1点を取られてしまい、自分から『2トップになっていいか』と聞いたら、いいぞと言われました。バランスはメチャクチャですが、まあ……仕方ないです」

 そのように興梠は悔やんでいた。

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 今季残すコンペティションはリーグ戦のみとなった浦和は次節6月1日、再びホームで昨季チャンピオンのヴィッセル神戸と対戦する。

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