契約金170億円! エムバペのレアル・マドリード加入条件が判明。年俸は…
パリSGのエムバペ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
『スカイ』が報じる。パリ・サンジェルマンは373億円のコストカットに。
フランス1部パリ・サンジェルマンを今夏退団しフリートランスファーになるフランス代表FWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がこのほど、スペイン1部レアル・マドリードへの加入に向けて全ての書類にサインしたという。今週中にもマドリード加入が正式に発表される。
また『スカイ』は、エムバペとレアル・マドリードの金銭面の条件についてレポート。今回フリートランスファーでの加入になり、25歳のスーパースターは1億ユーロ(8500万ポンド)(約170億円)の契約金を受け取るという。この契約金は、分割で支払われる。
そして年俸は、税抜きで1500万ユーロ(1280万ポンド)(25億5000万円)。2029年6月までの5年契約を結ぶ。
ちなみにエムバペはパリSGとの契約最終シーズン、年俸は7500万ユーロ(6390万ポンド)(約127億円)を受け取っていたとされる。またこの2年間、「再契約金」として年間3000万ユーロ(2560万ポンド)(約51億円)も受け取っていた。
エムバペの退団に伴い、パリSGは2億2000万ユーロ(1億8750万ポンド)(373億円)のコストが削減されることになるそうだ。
エムバペ、リオネル・メッシ、ネイマール、セルヒオ・ラモス……スーパースターが揃った「夢の時代」により、パリSGは名実ともにビッグクラブに加わり、今季はUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出も果たした。悲願のCL制覇はならなかったものの、間違いなく強豪の一角に食い込んできた。
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そう考えると、これまでのコストが高かったのか、妥当だったのか――。ナーセル・アル=ヘライフィー会長のもと(プレミアリーグのクラブ買収も噂されるが……)、このあと、どのような路線を歩むのかも注目される。