どんでん返しなし!?香川真司は練習に参加、ドルトムント残留へ
日本代表の香川真司 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
2節のハノーファー戦はベンチ外だったが…。
ブンデスリーガ1部ドルトムントの日本代表MF香川真司は8月31日にアウェーで行われた2節のハノーファー戦、ベンチ外となった。ドイツカップを含めて、開幕から3試合連続でのメンバー外。試合はスコアレスドローに終わった。ハノーファーの浅野拓磨は先発したが途中交代、原口元気はベンチだった。
移籍期限最終の8月31日、ドルトムントのMFシャヒンが大迫勇也のいるヴェルダー・ブレーメンへの移籍が決まった。しかしスペイン1部のセビージャが獲得に向けて関心を示していたという香川に関しては、結局、発表はなかった。
あり得る”どんでん返し”としては、実は移籍の契約が結ばれたが、試合などを考慮して、発表は週明けにするというパターン。稀にあるようだが……。
ただ9月1日、香川がドルトムントの練習に参加していることが確認された。ツイッターのクラブ公式アカウント(@BVB)が練習の写真を掲載し、鳥かごに参加している。コメント欄にはドルトムントのサポーターが「シンジがいるぞ!」と呟いている。これで残留が確実になったと見ていいようだ。
ロシア・ワールドカップを戦ったこともありチームへの合流は、他の選手と比べて遅れた。ただ、今回もドルトムントは引き分けるなど、まだチーム作りは手探りをしている段階。香川の力が必要とされる日は近いか――。
文:サカノワ編集グループ