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【移籍】遠藤航のライバルに! リバプールがキミッヒ獲得へ動く

キミッヒ。(Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)

「リバプールは質の高いミッドフィルダーを切実に必要としている」

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが今夏の移籍マーケットで、ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)の獲得に興味を示しているという。

 29歳のキミッヒは2023-24シーズン、リーグ28試合・1得点・7アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)12試合・1得点・2アシストなど公式戦通算47試合・2得点・11アシストを記録。ボランチを主戦場に、シーズン終盤は右サイドバックも多く担った。 

 現在母国で開催中のEURO2024のドイツ代表にも選ばれていて、国際Aマッチ90試合に出場している。

 バイエルンとの契約は2025年6月まで、あと1シーズン残している。ただ、キミッヒが契約更新の意向を示していないため、契約金の発生するこの夏のタイミングでの移籍の可能性が浮上。バイエルンも条件を満たすオファーが届けば、放出もやむを得ないという考えだ。

 複数のプレミアリーグ勢が関心を示すなか、『トゥット・メルカート』は6月30日、「リバプールは質の高いミッドフィルダーを切実に必要としていて、キミッヒはチームのバランスを取る重要な選手だと考えられている」として、次のようにレポートしている。

「(リバプールは)VfBシュツットガルトから遠藤航(Wataru ENDO)を獲得したものの、このポジションにさらなる厚みと若さが必要なのは明らか。キャリアのピークにあるキミッヒは、守備の堅固さに加え、ボールを配給し、後方からプレーを作れる卓越した能力ももたらすだろう。ミッドフィルダーとしての役割に加え、キミッヒはサイドでもプレーできる」

 そのように日本代表の遠藤だけでは満足できないとして、ボランチ(センターハーフ)の補強の必要性を説き、キミッヒが候補に挙がっていると見ている

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 ただし他にも、FCバルセロナ、元バイエルン監督であるペップ・グアルディオラが率いるマンチェスター・シティも、キミッヒに注目している。リバプールはアタランタBCのオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルス(Teun Koopmeiners)の獲得に動いていたが、このほど股関節の負傷によりEURO参加を辞退している。

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