【ルヴァン杯決勝】C大阪の乾貴士「みんなと喜びを分かち合いたい」。30日、名古屋と決戦へ!
C大阪の乾貴士(ACLより)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
タイトルを獲るために帰ってきた――。
[ルヴァン杯 決勝] 名古屋 – C大阪/2021年10月30日13:05/埼玉スタジアム
ルヴァンカップ決勝の名古屋グランパス対セレッソ大阪戦が10月30日、埼スタで行われる。C大阪の乾貴士が試合前日の公式記者会見に臨み、「セレッソでタイトルを一度は獲りたいと思って帰ってきました。こんなに早くチャンスが来て、みんなに感謝しています。ファン・サポーターの皆さんと喜びを分かち合いたいです」と決意を示した。
前日練習、乾は会場となる埼スタのピッチに立った気持ちを語る。
「チームの雰囲気はよく、ちょっと緊張しつつリラックスして練習できました。僕自身はスタジアム全体を眺めて、明日ここでゴールを決められたら気持ちいいだろうなと思っていました」
そのようにゴールをイメージしたという33歳のテクニシャンは、名古屋との決戦に向けて意欲を示す。
「もちろんセレッソに帰ってくるからにはタイトルをサッカー人生で一度は獲りたいと思っていました。ただこんなに早くチャンスが来るとは思わなかったので、みんなに感謝しています。4年前、2冠をとっているのをスペインで見ていて、正直羨ましかった。ファン・サポーターの皆さんと一緒に喜びを分かち合いたいです」
先日の横浜F・マリノス戦では日本復帰後、初ゴールを決めている。
「(相手に当たって決まった)あのようなゴールでもすごく嬉しかったです。あのためにサッカーをしていると言っても過言ではなく、何よりみんなが喜んでくれることが、すごく嬉しい。みんなを喜ばせたいです。チームが勝つことが一番なので、誰がゴールを決めてもいい。それが自分であれば、より嬉しいです」
優勝決定弾を乾が決める――30日のファイナル、そんな光景が待っているのだろうか。
なお、決勝のチケットはすべて完売。当日券は発売されない。
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