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「タキがプレーできずにいたのはかなりの罪」クロップ監督が鮮烈ゴールの南野拓実を称賛、リバプール逆転リーグ優勝へ一縷の望み

サウサンプトン戦後、リバプールのクロップ監督がカーティス・ジョーンズと勝利を喜ぶ。(Photo by Clive Rose/Getty Images)

「私は正直なところ非常に多くのことを要求しています。それでも選手たちはこのゲームを楽しんでいるように見えました」

[プレミアリーグ 37節] サウサンプトン 1-2 リバプール/2022年5月17日19:45(日本時間3:45)/セント・メリーズ・スタジアム

 イングランド・プレミアリーグ37節、リバプールFCが日本代表FW南野拓実、元カメルーン代表DFジョエル・マティプのゴールで、サウサンプトンFC戦に2-1の逆転勝利を収めた。首位マンチェスター・シティ(勝点70)と1ポイント差で、運命の最終節に臨む。

 南野は直近7試合連続メンバー外、11試合出場機会を得られずにいた。今回、延長120分+PK戦の死闘を演じたFAカップ決勝(〇 0[0EX0、7PK5]0)から中2日でのアウェーゲーム。そこで、「調子はよく、チームとともに間違いなく成長してきた」とユルゲン・クロップ監督も語っていた南野を右ウイングのスタメンに起用。その起用がハマり、貴重な同点ゴールを奪うとともに、最後までハードワークを続けてフル出場を果たした。

『アンフィールド・ウォッチ』によると、ユルゲン・クロップ監督は試合後の『スカイ』のインタビューで、次のように語ったそうだ。

「信じられません。0-1と一度はリードされただけに、さらに特別なものになりました。ハンパない。選手たちがやり遂げたことは本当に感動的でしたし、圧倒されました」

「(南野について)タキがこれほどプレーできずにいたことは、かなりの罪でした。オックス(ベンチ入りしたアレックス・オックスレイド=チェンバレン)も絶好調です。彼らは供給し、供給し、供給を続けました。非常に優れていました」

「(勝利について)私は正直なところ非常に多くのことを要求しています。それでも選手たちはこのゲームを楽しんでいるように見えました。全てのスペースを活かしてプレーし、相手はそこを突破できませんでした」

 日本時間5月23日0時から行われる最終節、得失点差により、リバプールが優勝するためにはウォルバー・ハンプトン・ワンダラーズFC戦での勝利(勝点3)が必須。そのうえで、マンチェスター・Cがアストン・ビラFCと引き分けか敗れることが条件となる。

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