【浦和】退団決定の二人が挨拶。酒井宏樹「今度は相手選手としてこのスタジアムで戦いたい」、ショルツは日本語スピーチ「ずっとここにいると思っていた」
ACL2022を制した浦和レッズ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「皆さんと僕が獲りたかったタイトル(ACL)をこの地で獲れたことを、本当に誇りに思います」
[J1 21節] 浦和 3-0 磐田/2024年6月30日18:30/埼玉スタジアム2002
J1リーグ21節、浦和レッズの伊藤敦樹が1ゴール・2アシストの活躍を見せ、ジュビロ磐田に3-0の勝利を収めてみせた。石原広教がプロ初ゴールを決め、さらに渡邊凌磨も豪快な一撃を突き刺した。
この試合後、海外リーグへの移籍の準備のため退団が発表された酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツがサポーターに別れのあいさつを行った。
酒井は勝利した選手たちに感謝し、次のように語った。
「皆さんと僕が獲りたかったタイトル(ACL)をこの地で獲れたことを、本当に誇りに思います。これから先、チームは変わりますが、今度はまたこの地で、相手チームの選手として、皆さんの大ブーイングを受けてプレーしたいと思います。3年間、ありがとうございました」
そしてショルツは日本語でスピーチを行った。
「皆さん、こんばんは。3年間、135試合、21ゴール。勝った時、負けた時がありましたが、この深く複雑な気持ちを上手く表現できません。ずっといると思っていました。しかし3年前、笑顔でここに来ました。今日もここから笑顔で行きたい。『ありがとう』では足りない。この時は、いつまでも忘れない。We are REDS」
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二人は埼玉スタジアムを周回し、ファン・サポーターにあいさつ。そして全選手・スタッフとサポーターとともに記念撮影を行った。