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【札幌】”クラブ史上最大の夏の補強”6人獲得へ「当初は3人を予定していたが…」。三上大勝GMがJ1残留への挑戦とプランを明かす

オンラインによるミーティング、取材に応じた札幌の三上大勝 代表取締役ゼネラルマネージャー(GM)。(C)SAKANOWA

ファン・サポーターとオンラインミーティングを実施、「5名は比較的攻撃的な選手。1名は守備もこなせる選手」。

 J1リーグ北海道コンサドーレ札幌の三上大勝 代表取締役ゼネラルマネージャー(GM)が7月11日、「三上GMとファン・サポーターの皆さまとの第3回オンラインミーティング」を行い、約1時間半にわたって一問一答に応じた。そのあとメディア取材にも対応した。

 そのなかで、現在J1残留圏の17位のサガン鳥栖とは12ポイント差が開いているものの、過去にこの差からJ1残留を果たしているクラブはあり、「J1残留」をミッションに設定。そして「史上最大の夏の補強」として、すでに発表されている2人に加え、今週末以降、4人を加える計6人の補強を予定していると明かした。

 補強について、大崎玲央、ランシス・カンの獲得が発表されているが、三上GMは次のように説明した。

「すでに大崎、カンに来てもらっています。同じく今週末にはフォワードの選手、週明けの火曜日・水曜日には3バックもしくは左ワイド(ウイングバック)、さらには攻撃的な2選手等々がチームに合流する予定で、今調整しています。その週末には、最後の今回の補強になるであろうフォワードの選手がチームに合流する準備を進めさせてもらっています」

 その新戦力を加えたなか、7月30日にセビージャFCとの親善試合を上手く活かしたいということだ。

 またメディア対応では、予算規模から当初3人ほどの補強を予定していたが、石屋製菓をはじめパートナー企業から資金的なサポートも得られたことで“大型補強”が実現したと説明した。

「この時期の補強では、間違いなくクラブ史上最大になると思っています。元々クラブ予算で考えれば、実は3名ほどの補強を念頭に考えていました。現パートナー企業である石屋製菓様をはじめ数社が集まっていただき、さらなる強化ができることになりました」

「一番の思いは、J1残留を遂げること。この状況で、チームの将来像を語ることはあまりに難しいと思いますが、そこにもやはり目を向けたなか、僕がいなくなってもクラブはずっと続いていくわけです。そういったものにもつながっていくであろうところにも、補強という形の中でも表現させてもらったつもりでいます」

 あくまでも三上GMはミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと培ってきたスタイルを大切にしていくという基本スタンスを示し、そのうえでの補強であるとも強調していた。

「今までの札幌の戦い、前線からのプレッシャーであり、幅と奥行きを使った攻撃的なサッカーをブレなくやっていこうという話をしています。6名の選手が最大で加入してくる予定で今います。その6名の選手のうち、5名は比較的攻撃的な選手です。1名は守備もこなせる選手です」

 いま戦っている選手たちに、負傷者が戻ってくる。さらに新戦力が加わったなか、この夏から逆襲に転じる――。

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 このまま終わるわけにはいかない。北海道コンサドーレ札幌のシーズン終盤に向けた”過去最大級”のチャレンジングなプランが示された。

Posted by 塚越始

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