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「政治的なことも入ってくる」長谷部誠が注目発言、サッカーの『監督』という仕事とは?

長谷部誠。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

テレビ東京『サタデーナイトJ』で、鈴木啓太と「指導者像」について語り合う。

 元サッカー日本代表の長谷部誠が考える監督という仕事とは――。ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトで2023-24シーズンを最後に現役引退を発表した長谷部が7月13日に放送されたテレビ東京『サタデーナイトJ』に出演し、浦和レッズや日本代表でチームメイトだった司会役の鈴木啓太と「指導者像」について語り合った。

 ヨーロッパで指導者の道を歩みたいと今後のプランを示してきた長谷部だが、周囲からはトップチームや日本代表での監督をしてもらいたいという声も多い。ただ長谷部はもちろんトップでの優勝を狙うものの、まず一つずつ積み上げていきたいというスタンスを強調してきた。

 そして鈴木から、思い描いている「指導者像」を問われた長谷部は、理想は描いていない――と強調した。

「プレーヤーと指導者は全然違うもので、これまで指導者の経験はまったくありません。まず一から積み重ねていこうと思っています。正直、理想とするサッカー、理想とする指導者像はあまりなくて、これから積み重ねていきたい。サッカーの世界って速いじゃないですか。戦術も、いろんなことが目まぐるしく変わります」

 Jリーグでもここに来て監督交代が相次いでいる。そんななか、長谷部は、クラブ内の”政治的は背景”についても言及した。

「そして監督になれば、僕はより政治的なことも入ってくると思っています。クラブの中で。それはヨーロッパでやってきて、すごく感じてきました。そういったなかでで、まずは少しずつやっていこうかなと思います」

 フランクフルトは長谷部のその能力を評価し、現役の段階で引退後について契約を結んでいた。そしてまずフランクフルトU-21のコーチからキャリアをスタートさせることになった。

 とはいえ、現役時代のように、指導者の世界はチームに必要とされる能力を示し続けることだけが求められるわけではない。その未知なるフィールドで、どのように必要とされ、一体何が待っていて、何が起きるのか――。

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 日本人では、まだ未知なる領域である「欧州トップリーグでの指導者の世界」への挑戦。40歳になった長谷部は泰然自若に、指導者道を進んでいく覚悟だ。

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