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【鹿島】復帰した三竿健斗、ユニフォームを投げ込んだ理由とは? FC東京との復帰戦、さっそく勝利に大きく貢献

鹿島の三竿健斗。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「たくさんの人たちの前でプレーできる喜びであり、幸せを感じながら入りました」

[J1 24節] 鹿島 2–1 FC東京/2024年7月20日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ24節、鹿島アントラーズが名古新太郎と濃野公人のゴールでFC東京に2-1と、リーグ戦2試合ぶりの勝利を収めた。鹿島はヴィッセル神戸を抜いて3位に順位を上げて、横浜F・マリノスに敗れた首位のFC町田ゼルビアとの勝点差を「5」に縮めた。

 OHルーヴェンを経て鹿島へ1年半ぶりに復帰した日本代表経験もある三竿健斗は73分、柴崎岳と代わってピッチに立った。

 相手がなりふり構わず反撃してくるリードしての試合終盤の投入。ただ28歳になった技術も高いハードワーカーは、そのミッション達成に、大きなやりがいを感じていた。

「リードしている状況で出るのが一つ理想だと思っていたので、そういう状況のなかで出られて、自分がやるべきことは失点せず、試合を終わらせることでした。ちょっと相手にボールを持たれる時間が長く、難しい展開になりましたが、しっかり逃げ きれて良かったです」

「センターバックの前にしっかりポジションを取って、例えば相手の仲川(輝人)選手に、展開されたりサイドバックとセンターバックの間に走られた時、そこを誰が行くのか、ハッキリさせることを意識しました。(左センターバックの)(関川郁万)郁万や、左にいる(仲間)隼斗くんや(安西)幸輝くんと、上手く連係が取れたと思います」

 前節は疑惑の判定も結果に影響したなか、横浜F・マリノスに1-4の逆転負けを喫した。連敗せず耐えての勝利をホームで掴めた。

「みんなこの試合に向けて気持ちが入っていたし、それが球際だったり、二度追い、三度追いするところに表れていたと思うし、目の前の試合に勝つということでは良かったと思います」

 三竿はそのように球際で“闘う”ところで、改めてチーム全体で強い意志を示せたと頷いた。

 そして1年半ぶりに立ったカシマスタジアムの雰囲気は「アップの時から本当に良い雰囲気で、たくさんの人たちの前でプレーできる喜びであり、幸せを感じながら入りました」と感謝していた。

 また、この復帰初戦、三竿はユニフォームをスタンドに投げ込んで渡していた。それには理由があったという。

「アップの時の練習でスタンドへシュートが飛び、顔に直撃してしまって……。小さい子だったので、申し訳なかったということでプレゼントしました。 見ていなかった時に当ててしまったみたいで。 しっかりゴールの枠内に打てるよう練習します」

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 復帰を果たした背番号「6」はそのように苦笑を浮かべて謝罪していた。結果的には、そのサポーターの想いにも応える勝利となり、喜びを分かち合うこともできた。次は三竿が試合でズバッとシュートを決めるシーンも見せたい!

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