×

「3.5億円ありがとう」「新たな時代」サッカー日本代表FW相馬勇紀の名古屋から町田への移籍決定でファン悲喜こもごも

相馬勇紀。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

鹿島などからもオファーも、「史上初の初昇格初年度でのJ1リーグ優勝という景色を皆さんと共に見るために貢献したい」と決断。

 J1リーグのFC町田ゼルビアは7月23日、名古屋グランパスに復帰していたサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)FW相馬勇紀(Yuki SOMA)を完全移籍で獲得したと発表した。

 ポルトガル1部カーザピアACから名古屋にレンタルバックされ、直近の柏レイソル戦にグランパスのユニフォームを着て出場した相馬だが、噂されてきたとおり町田でのプレーを決断した。

 相馬は町田を通じて、次のようにコメントしている。

「史上初の初昇格初年度でのJ1リーグ優勝という景色を皆さんと共に見るために結果でチームに貢献したいと思います。新たな歴史を作れることにとてもワクワクしています。熱い応援宜しくお願いします。 天空の城 野津田 でお会いできることを楽しみにしています」

 また、実質6年間在籍してきた名古屋のファン・サポーターにも心から感謝を伝えている。そして海外への再挑戦を視野に入れての判断だったとも明かしている。

 SNSでは、特に名古屋のファン・サポーターから様々な声が挙がっている。ただ、一部報道では、相馬は名古屋に移籍金を残したと報じられていて、「3.5億円をありがとう」などと言った感謝のポストも多く見られる。一方、Jリーグではビッグクラブであった名古屋から新興であるものの現在リーグ首位に立つ町田への“引き抜き”に「新しい時代だ」と驚く声も見られた。

関連記事>>【パリ五輪 サッカー日本代表】パラグアイ戦のTV地上波放送、BS・CS放送、インターネット配信は? 7/24(水)26:00KICK OFF!

 カタール・ワールドカップ(W杯)にも日本代表として臨んだサイドアタッカーには、鹿島アントラーズなどもオファーを出していたと言われる。そうしたなか、平河悠がブリストル・シティFCに移籍した町田にとっては、J1制覇をより現実的な目標とする大型補強の成功となった。

Ads

Ads