【パリ五輪】聖火の最終ランナーは直前連絡。候補の一人はジダン
ジネディーヌ・ジダン監督。(C)Audi Cup 2019
ダバディ氏が現地情報として伝える。
パリ・オリンピックの開会式が日本時間7月27日3時から、パリ市内のセーヌ川で行われる。史上初の水上開催というセレモニーに。
注目される聖火ランナーの最終走者だが、まだ本人には伝えられていないという。現地情報によると、直前に本人に発表されるということだ。その候補の一人が、サッカー元フランス代表のジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)である。
元日本代表のフィリップ・トルシエ監督の通訳を務めたフローラン・ダバディ氏はSNSのエックス(Florent DABADIE アカウントは@DabadieTV)で、次のように伝えている。
「いよいよ今夜はパリ2024大会 の 開会式 ですが、なんとフランス国営テレビ・アナによると、最後の聖火ランナーは本人がまだ知らない、直前に電話で伝わるそうです!(候補の一人で本命は ジダンです)」
アルジェリアの少数民族ベルベル人を両親に持ち、アルジェリア独立戦争前にフランスへ移住。兄弟7人の末っ子として1972年にマルセイユで生まれたジダンはメキメキと頭角をあらわして、プロキャリアをカンヌでスタート。ボルドー、ユベントスFC、レアル・マドリードでプレーし、フランス代表としても数々のタイトルを獲得してきた。
マルセイユルーレットや伝説のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝のボレー弾――、日本でも知られる世界最高と称されるスーパースターの一人であり、監督としてもレアル・マドリードで結果を残してきた。
開幕前ではあったがレアル・マドリードでプレーした日本代表MF久保建英(Takefusa KUBO)をプレシーズンマッチで起用し、とても高い評価を与えていたのもジダンだった。
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そもそも、どのように聖火がともるのか? まさに世界を魅了してきた男が最終ランナーとなるのか!? 日本時間深夜3時スタートと、時差のある日本では厳しい日程だが、ちょうど早朝に起きると、その“歴史的瞬間”を目の当たりにできるか――。