×

【移籍】冬のマーケット注目株:遠藤航、キエーザ、いずれもリバプール「残留濃厚」

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

移籍期限は2月3日23時まで。

 イングランド・プレミアリーグの冬の移籍マーケットが現地2月3日23時で終了を迎える。低迷するマンチェスター・シティに動きが見られるものの、上位のメガクラブにはこれまでのところ大きな動きは見られずにいる。

 首位に立つリバプールFCでは、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のMF遠藤航(Wataru ENDO)、今季加入したイタリア代表MFフェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)の動向が注目されてきた。遠藤にはフラムFCが以前から興味を示していると言われてきたものの、これまで正式オファーは届いていないようだ。

 そんななか『リバプール・エコー』は1月25日、遠藤、キエーザ、いずれもこの冬は残留することが濃厚だとレポートした。チームとしての結束を重視するアルネ・スロット監督だけに、普段のトレーニングに向かう姿勢を含めて高く評価し、センターバックとボランチで計算の立つ日本代表のキャプテンを積極的に放出するつもりは毛頭ないようだ。また、キエーザもここに来てフィットしてきており、アタッカーの負傷者も出てきたため、むしろ評価を高めている一人となっている。

 もちろん、まだ移籍期間は1週間を残している。むしろ、ここから駆け引きも起き、何が起こるかは分からない。優先順位としては、リバプールはトルコなどから興味を持たれているダルウィン・ヌニェスの残留にも目を光らせているということだ。

関連記事>>【移籍】リバプール衝撃の久保建英『補強作戦』。遠藤航・キエーザ・エリオットをソシエダへ放出検討

 また、スペインメディアの報道では、レアル・ソシエダが、久保建英(Takefusa KUBO)のリバプール移籍に応じるとともに、遠藤やキエーザをトレード要員として求めているとも報じられていた。ただ、こちらは次に開く2025年夏のマーケットでの話であり、現時点ではあまり信憑性が高い情報とは言えないようだ。