【パリ五輪 なでしこ】まさに救世主、19歳の谷川萌々子がブラジルからPK奪取&逆転ループ弾! 熊谷紗希も決める。サッカー日本女子代表2-1勝利
谷川萌々子がスーパーゴールで、なでしこジャパンがブラジルに大逆転勝利!写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA
中2日でGS最終、ナイジェリア戦。
[パリ 五輪 GS C組 第1戦]日本女子代表 2–1 ブラジル女子代表/2024年7月28日24:00(現地17:00)/パルク・デ・プランス
パリ・ オリンピック女子サッカー・グループステージC組第2戦、日本女子代表(なでしこジャパン)が途中出場した19歳の谷川萌々子の後半アディショナルタイムのPK獲得と劇的なループ弾で、ブラジル女子代表に2-1の勝利を収めた。キャプテン熊谷紗希も同点のPKを決めてみせた。
FIFAランキングは日本7位、ブラジル9位。初戦日本は同1位のスペインに1-2で敗れ、一方、ブラジルはナイジェリアに1-0で勝利を収めていた。
スタメン3人を入れ替えた日本だが、ボールを保持されながらもカウンターからチャンスを作り出すものの、田中美南は決定的なシュートを枠外に蹴るなど決められず。そして守屋都弥のシュートからハンドのファウルでPKを獲得――。しかし田中のPKはGKに止められてしまう。
すると後半に入り、56分、カウンターからブラジルに先制点を決められてしまう。
スペイン戦に続いて、日本は高い位置で起点を作れず、チャンスらしいチャンスも限られた。ただ選手交代を経て、試合終盤、守勢に回るブラジルに対し攻勢に出る。
するとアディショナルタイム(表示は8分)、19歳の谷川がペナルティエリア内へ仕掛ける。微妙な判定(ノーファウルと取られても仕方なかった)だったが倒れた相手の手にボールが当たり、VARとOFRを経て、日本がPKを獲得。90+2分、これを田中ではなく熊谷が決めて、土壇場で1-1に追い付いた。
日本はさらに攻め立てる。そして90+4分、途中出出場した昨季WEリーグMVP&得点王の清家貴子の仕掛けから、相手GKが出ているのを見た谷川がスーパーループを沈めて、日本が劇的な逆転勝利を収めた。
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スペイン、日本、ブラジルが勝点3を獲得。このあと同組のスペイン対ナイジェリア戦が行われる。日本はGS最終のナイジェリア戦、勝てば準々決勝進出を決められる。