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マインツ合流の佐野海舟、通訳スタッフは? クラブ首脳「嬉しく思う」

佐野海舟。写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA

「佐野は英語も、ドイツ語も話せないが…」

 J1リーグの鹿島アントラーズからドイツ・ブンデスリーガ1部1.FSVマインツ05に移籍したサッカー日本代表MF佐野海舟(Kaishu SANO)が8月1日、現在オーストリアのチロルで合宿中のチームに合流する。

 これまで不同意性交罪の容疑で警視庁に逮捕されていたものの7月29日、16日ぶりに不起訴により釈放された。そして31日、マインツはクラブ公式エックス(旧ツイッター)(アカウントは @1FSVMainz05)で、佐野が1日からチームの活動に合流すると発表していた。

『キッカー』は7月31日、同日スタートしたキャンプ地からレポート。「佐野は身柄を釈放され、性的暴行の疑いに関する訴訟の手続きは取り下げられた」として、チームに8月1日から合流すると伝える。

 また、マインツのスポーツ部門責任者であるクリスティアン・ハイデル氏が佐野について、「彼がどのようなコンディションなのかはまだ分かりませんが、チームに合流できることを嬉しく思っています」と語っている。

 また、同メディアは「佐野は英語もドイツ語も話せないため、通訳を伴ってマインツから移動してくる予定だ」という。マインツと提携関係にあり、現役引退を発表した岡崎慎司が今季監督に就任するFCバサラ・マインツのセカンドチームを指導するスタッフが、通訳を兼ねて佐野をサポートするということだ。

 また、SNSの投稿を巡って活動休止させたことで訴訟沙汰になっていたアンワル・エル・ガジだが、契約解除に至ったという。ハイデル氏は「これによりリスクは、160万ユーロ(約2.5億円)で減らせたということです」と説明している。

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 マインツのチロル合宿は8月7日まで行われる。2日には日本代表FW町野修斗が所属し、今季1部昇格を果たしたホルシュタイン・キールとのトレーニングマッチを予定している。

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