【ブラジル代表】アンチェロッティ監督が日本代表戦へ抱負「いろいろな選手を試す実験の場に」
日本代表戦に向けて抱負を語ったブラジル代表のアンチェロッティ監督。(C)SAKANOWA
複数のシステム採用も示唆。
[キリンチャレンジ杯]日本代表 – ブラジル代表/2025年10月14日19:30/東京スタジアム
北中米ワールドカップ(W杯)まであと8か月と迫るなかでの注目の強化試合、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が10月シリーズのキリンチャレンジカップ2025で、ブラジル代表と対戦する。
ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督が試合前日の13日、同スタジアムで公式記者会見に臨み抱負を語った。
韓国(@ソウル)で5-0の勝利を収め、中3日でこの一戦に臨む。記者会見で守備の再建が進められているのではと問われたアンチェロッティ監督は次のように答えた。
「このチームにはバランスを求めました。そこで一つベースを作り、コミットメントしながら攻撃する姿勢を徹底してきました。そのためにはチームに犠牲になる精神も大切にしています。それが奏功して、韓国戦ではボールをキープし、良いゲームができました。基本システムは4-4-2ですが、ブラジルの選手たちのことを考えると、ゲームや内容によってはそのシステムを変えていくことはできるはずです」
韓国戦は主力組の多くの選手が出場した。日本戦は「いろいろな選手を実験する場」として、指揮官はローテーションを行う方針を示した。
「今後も様々な選手を観察していく必要があります。(ワールドカップ優勝へ)最適なストラテジーを見出すことに尽きます。11月のインターナショナルマッチウィークもまた実験をすることになります。もちろん明日の試合もその一つで、いろいろな選手を試す実験の場です」
そしてアンチェロッティ監督は「目指すのは最善の準備をして次のワールドカップで優勝すること」と強調した。
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最新のFIFAランキングは日本19位(アジア1位)、ブラジル6位(南米2位)。10月10日のシリーズ初戦、ブラジルは韓国に5-0で快勝を収め、日本はパラグアイ代表と2-2で引き分けている。