【グルージャ盛岡】星川敬氏が監督就任、退任した神野卓哉前監督はGMと強化部長を継続

J3最下位、リーグ初のJFL降格危機。

　J3リーグのいわてグルージャ盛岡（表記は岩手）は8月18日、神野卓哉監督が退任し星川敬氏が新監督に就任すると発表した。神野氏は監督と兼任していたゼネラルマネージャー（GM）と強化部長は継続する。

　星川氏は1976年5月29日生まれ、東京都出身。これまでINAC神戸レオネッサ、Y.S.C.C.横浜の監督を務めてきた。

　星川新監督は次のようにコメントしている。

「いわてグルージャ盛岡の監督に就任した星川敬です。現在の順位は最下位ですがグルージャはこの位置にいるチームではないと思っています。自分が来たことでいるべき位置にチームを押し上げていきたいと思っています。 そして最終的にはシーズン終了後に良いシーズンだった言ってもらえるように今までの経験を活かして頑張っていきます。最後にいわてグルージャ盛岡のサポーターの皆さん、スポンサーの皆様、最後まで応援よろしくお願いいたします」

　同日夜に記者会見が行われ、18日20時30分という遅い時間に発表される異例の事態に。退任した監督が強化責任者の職を継続して上手くいったというクラブの事例はあまりないだけに、岩手が今回下した指揮官と強化の役割を明確に分けてのチャレンジが、果たして結実するのか注目される。

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　いわては現在J3リーグの最下位。このまま低迷が続いてしまうと、JFL上位が昇格基準を満たせば、J3発足以降初のJFL降格チームとなってしまう危機に立たされている。