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久保建英『ゴールパフォーマンスの謎』、ソシエダのアルグアシル監督は「本人に聞いてください」。今後はフィジカル重視の方針!?

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

次節は29日早朝にアラベス戦、30日にはEL抽選会。

[スペイン1部 2節]エスパニョール 0-1 レアル・ソシエダ/2024年8月25日/ステージフロントスタジアム

 スペイン1部リーグ2節、レアル・ソシエダ 対 RCDエスパニョールの一戦、R・ソシエダのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英が途中出場から80分に鮮烈の左足のシュートを突き刺して、1-0の勝利をもたらした。

 このゴールを決めた直後、久保はゴールパフォーマンスで背中の「14番」を示した。この日は66分から途中出場した。しかし、俺を先発で使うべきだ――。そんなアピールのようでもあった。

 しかも、久保はゴール裏ではなく、メインスタンドに向かって背番号を指した。それはまるでベンチに訴えているようでもあったのだ。

 試合後の記者会見で、R・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は久保のベンチスタートについて、次のように語った。

「彼は1節のラージョ戦(●1-2)で強い衝撃を受けていて、交代を要求する寸前でした。そこで、この戦術的な決断を下しました。今日(エスパニョール戦は)セルヒオ(ゴメス)と(シェラルド)ベッカーがウイングで先発しましたが、私にとってはベンチ外の選手もイレブンに入る選手と同じくらい重要です」

 そしてゴールパフォーマンスについては……。

「多くの選手がカメラに向かって自分の名前を指さして祝福するのが普通で、彼は誰かに捧げたのではないでしょうか。本人に聞いてみてください」

 また、久保が半年ほどゴールがなかったことにも触れ、アルグアシル監督はフィジカル強度も重視していく意向を示している。

「フィジカルが劣るチームでは試合を支配できません。簡単には勝てません。全てを懸けて戦い、小さなディテールを大切にしなければなりません」

「才能で決める? そうですね。才能があれば、違いを生み出せますし、今日はタケがそれをやり遂げてくれました」

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 レアル・ソシエダはリーグ1勝1敗に。次節は日本時間8月29日4時30分から、アウェーでデポルティーボ・アラベスと対戦する。また、8月30日には新方式になるヨーロッパリーグ(EL)の組み合わせ抽選会も行われる。

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