【浦和】ヘグモ監督解任、スコルジャ前監督が復帰。当面は池田伸康コーチ暫定指揮

堀之内SD「始動時に描いた成長曲線に対し、現時点でのチームの完成度は後れを取っていると言わざるを得ません」

　J1リーグの浦和レッズは8月27日、26日付けでペア＝マティアス・ヘグモ監督を解任したと発表した。またマチェイ・スコルジャ前監督の復帰も合わせて決定。スコルジャ監督の就労ビザが発給されるまで、池田伸康コーチが暫定的に指揮を執る。

　モルテン・カルヴェネスコーチ、マリオ・エドゥアルド・チャヴェスコーチ兼分析担当も、 それぞれの役職を同日付で解除された。ヘグモ監督からのコメントは発表されていない。

　浦和はメンバーの入れ替えを進めるなか、24日の川崎フロンターレ戦は前半を終えて1-0とリードしていたが、豪雨により試合中止となっていた。

　堀之内聖スポーツダイレクターは声明を発表。全てが監督の責任ではないとしながらも「総評としては、やはり始動時に描いた成長曲線に対し、現時点でのチームの完成度は後れを取っていると言わざるを得ません」と監督交代の理由をコメントしている。

「この8か月間を含め、チームコンセプトに基づいて積み上げてきたものを活かすという継続と、思うようにことが進まなかった時にリセットするのではなく、戻るべきところへ戻り、そこから再び積み上げを図るという継続を、強い覚悟をもって実践していきます」

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　そのようにスコルジャ監督復帰の理由も語っている。今回も戸苅淳フットボール本部長からのコメントはなかった。