『日本のベリンガム』リーズ加入決定の田中碧が決意「プレミアリーグに行きたい。そのためにここへ来た」

現在1勝2分と無敗をキープ。明日のハル戦のあと、日本代表に合流。

　イングランド・チャンピオンシップ（2部）のリーズ・ユナイテッドFCが8月30日、ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフのサッカー日本代表（SAMURAI BLUE）MF田中碧（Ao TANAKA）の獲得を正式に発表した。4年契約の完全移籍。

　田中はクラブ公式サイトのインタビューに応じて、「とても興奮していますし、加入できてとても幸せです。僕はゲームをコントロールできるし、アシストもゴールも決めることもできます。チームを助けたいです。もちろん、僕たちはプレミアリーグに行きたいし、そのためにここへ来ました」と決意を示している。

「リーズのファンは素晴らしいし、スタジアムの雰囲気も素晴らしい。たくさんのサポーターがいるこのスタジアムで勝っていきたいです」

　ボルシア・メンヒェングラートバッハを率いていたドイツ人のダニエル・ファルケ監督のもと、リーズは1年前から田中を欲してきた。そのアプローチがついに実現。契約上は7人目の日本人選手になる。

　現地メディアでは、ボックス・トゥ・ボックスで攻守に貢献できるセンターハーフで、ゴール前へ出没することで得点にも絡める武器からレアル・マドリードのスーパースターになぞらえ、「日本のベリンガム」と期待を寄せている。

　リーズは現在リーグ戦、1勝2分と無敗をキープしている。明日31日、ハル・シティAFCとのホームゲームが組まれている。すでに現地は夜を迎えている段階であり、さすがに明日のデビューはないか。

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　そのハル戦のあと、田中はサッカー日本代表（SAMURAI BLUE）の活動に合流。北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選（3次予選）の9月シリーズ（5日：中国代表戦＠埼玉スタジアム、10日：バーレーン代表戦＠リファー）に挑む。